大峯温泉 飯田温泉

やすらぎ荘

1997年2月16日



やすらぎ荘

今日入ってきた温泉は大変珍しい温泉でした。
タイトルを見ていただいて分かるとうり、一つの施設に二つの温泉が在る、一粒で二度おいしい、グリコのお菓子の様な所です。

ちなみに、それぞれの温泉の名前が、源泉のある所の地名です。

ここのうたい文句で、思わず笑ったのは「いずれの湯も地滑りの要因となる地下水だけに、肌をツルツルときめ細やかに磨いてくれます」と書いてあることです。
近くに「地滑り資料館」やら「人柱供養塔」なんていう、横溝正史も真っ青な代物もあるし、本当に山奥まで来たと、しみじみ思ってしまいました。

そんなに遠い所じゃないんですが、来てるのは地元のおばあさんやおじいさんばかりなので、いかにも田舎まで来たという気分を満喫できます。


しかし、各地にいろんな名所や名物などセールスポイントがありますが、地滑りを売り物にしているのは、世界でもここだけじゃないかしら。

面白い形の浴室です。
今日は筆記用具を忘れたので、どちらが大峯温泉か飯田温泉かは忘れましたが、このようなスタイルで二つの温泉を一つの浴室で味わうことが出来ます。

お湯の色が濃く、香りの強いナトリウム塩化物泉と、ツルツル感が印象的な単純硫黄鉱泉と、入浴した感じがずいぶん違がいます。
僕はナトリウムの方が好きでしたが、そこはお好み次第というところでしょう。

浴室

延命清水

やすらぎ荘からくるまで5分くらいの山の中に「延命清水」という、湧き水があります。
まろやかな、くせのない水でした。水を入れる容器があれば汲んで帰って、「水割り」にしたり「コーヒー」を点ててみたかったな。

一般効能のほか

飯田温泉 皮膚病、婦人病
大峯温泉 切り傷、やけど、虚弱体質


  • 大人 400円
  • 小人 200円
  • 幼児 無料

タオルは付いてないから持っていきましょう。
忘れたら売店で150円で買ってください。

毎週火曜日定休、祝日の場合は翌日


koutuu

中頸城郡板倉町下久々野

パンフレットの地図には他の道もたくさん載ってましたが、今日ぼくのつかった道を画いておきます。熊川の信号から車で20分くらいかかりました。


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