日本ぐるっと一周海交流<西回り>

航 海 日 誌

2004.5.13(木) 

米国軍艦と同時に下田へ入港

今日は、7:50に伊東を出港。
 
空には薄日が射していましたが、風が強く、出港直後は風速8m前後だったものの、
その後、常に風速15m位ある状況が続き、時には風速計が20mまで振れていました。
(強風波浪注意報はダテじゃなかった模様。)
 
波も高いときで2m50cmはあったと思われます。(もしかしたら3mあったかも。)
度々頭から波をかぶることがあり、お漬物になりそうなほどに全身が塩漬けでした。
 
本船航路なので大きな船が行き交うのですが、海上はガスっていて、
霧の中に巨大な影だけが見えるような状態。
視界が悪いので油断できません。
 
風が真向かいな為、大きく左右に進んではタックを繰り返し、
伊豆と大島との間を行ったり来たり・・・という感じ。
大島にあと5マイルというところまで近づいても、
島がはっきり見えないほどの視界の悪さでした。
 
嵐のような中でのセーリングでしたが、
昨日伊東で直してもらったオートパイロットのおかげで、ずいぶん助けられました。
 
安定感のある船だと話には聞いていましたが、
40フィートの『ミス日本海III』よりも、
33フィートの『いそしぎ』の方が安定感があることを実感できました。

下田は明日から「開港150年祭」。
その為に来たものと思われるアメリカの軍艦2隻と、偶然にも同時に下田へ入港しました。
入港時間は、予定より少し遅れて15:30。接岸は16:00くらいになりました。
 
ずいぶんと波をかぶったので、接岸後 最低限の作業だけを済ませて、
まずは銭湯へと向かい、その後は食事をしてからコインランドリーへ直行。
(入る時には気づかなかったけど、この銭湯はなんと天然温泉だったことに出てから気づき、
「どうりで気持ちよかったわけだ」と、あいかわらずのんきな吉川艇長でした。)
 
昨日取材を受けたと書きましたが、本日の伊豆新聞に記事が載っていました。
 
 

少し風と波が弱まった隙を見て撮影。
 
入港して一息。
この頃には、頭からかぶった潮も乾き始めていい塩梅(?)
 

せっかく細かい航行ルートがデータで残せるようにと、
ハンディのGPSとパソコン接続のセットアップ&テストをしておいたのに、
ハンディのGPSの電源を入れていなかったという吉川艇長。
「タックの様子がデータで見たかったのに」という広報担当者の言葉に
反省しつつ、固定のGPSの画面をデジカメで撮影してくれました。
確かにタックの連続だったことは明白ですが、
コレって、ホントに大島まで5マイルのところまで近づいてるの?

 
 
ではここで、『いそしぎ』の装備(電気製品)について少し・・・。
 
準備編の中でも、電子レンジやパソコンを完備・・・などと書きましたが、
GPSも船舶用(固定)の他に、ハンディタイプでパソコンと接続してデータのやりとりができるものを積み、
更には、カーナビまで取り付けてあったりします。
おかげで、知らない土地に立ち寄った際の陸路もバッチリ。
(残る問題は、それを見て利用する人が方向音痴でないことを祈るのみ。)
 
そして、当然のように液晶TVも取り付けてあるので、チャートテーブル周りの壁がにぎやかです。
100Vのコンセント差込口もあるので、家電も即使用可能。ドライヤーなども使ってます。
いったい次は何を搭載するのかしら。
 
停泊中にエンジンを切ったままあれこれ使用して、バッテリーを上げないように気をつけないといけませんね。