日本ぐるっと一周海交流<西回り>

航 海 日 誌

2004.5.14(金) 

安良里は最高の隠れ家

昨日よりも更に風と波があり、今日もまた強風波浪注意報。
本日のスケジュールを変更することも検討しましたが、
予定より30分遅れで9:00に下田を出港しました。
 
アメリカ海軍のイージス艦の隣を通って下田を後に・・・。
下田港を出たところでは、開港150年祭に合わせて来た帆船・日本丸とすれ違いました。
 
午前中のお天気は昨日と同じ。基本的には曇りで薄日が射す感じ。
風は9時半時点で10m前後、波はうねりも高く3〜4m。
時々船が立つような感覚があるほどでした。
(そんな中でも飛び魚は元気に飛んでいました。)
 
大波にも段々慣れてきて、楽しむ余裕さえ出てきました。
今日は波が大きくてもちょうど左右に割れる感じで、一度もかぶらずに済みました。
 
10時半頃、石廊崎をかわすまでは真上りだったので機走。
石廊崎をかわしてからは追い波で、駿河湾を7〜8ノットでのセーリング。
午後からは快晴で一気に日焼けして、海の男らしい顔になりました。
  
12時前に柏崎観光産業振興協会の方から電話が入り、
恋人岬を見ながら走っているところだと話したら、伝言ゲームのように変化しながら伝わり、
広報担当者に情報が入った時には「恋人岬沖を航行中」となっていたとか。
「え?恋人岬って安良里より手前だった?」という疑問が浮上していました。
(注:恋人岬のある土肥は、安良里の先です。)
 
更に大きく見えるようになった富士山と恋人岬を眺めながら走り、14:30に安良里へ入港。
 
海の上で出迎えてくれる船があり、誰かと思ったら見覚えのある顔が・・・。
安良里の造船所跡地にマリーナを建設中の森氏と一緒に、
世界一周単独ヨットレースで有名な斉藤実氏が出迎えてくれました。
 
斉藤実氏とは昨年10月に柏崎でお会いしていたのですが、
まさかここで出迎えてもらえるとは夢にも思っていなかったです。
 現在執筆活動中の斉藤氏は、船を安良里に置いてある為、度々訪れているということでした。
 
予想外の対面の後、安良里に上陸して目についた大きな船の写真を撮ったら、
その船は加山雄三さんの光進丸であると教えられてまたびっくり。
加山さんも船に乗りに度々安良里を訪れるそうです。
(近くに、加山雄三ミュージアムもあるとか。)
 
驚き過ぎたのか、吉川艇長は安良里港でデジカメを落としてしまい、
外れたレンズが転がるというアクシデント発生。
なんでも可能な限り自分で修理する吉川艇長は、その場で壊れたカメラも修理して、
ズームも利き、写真もちゃんと写るようにはなったのですが、
レンズがななめに傾いて付いている怪しい状態。
再び壊れるのも時間の問題かもしれません。
(航海日誌に写真が載らなくなったら、デジカメが力尽きたと思ってください。)
 
安良里は、奥まっている入江で、港に入ると池のように静かで、
港の出口がどこなのかわからないほど。
西伊豆の隠れ家的な良いところです。
 
その安良里に森氏が建設中のマリーナは1〜2ヶ月後に完成予定だそうで、
マリーナ完成後にまた訪れてみたいです。
 
出迎えてくれた方たちと早速交流を深めつつ飲み始め、
まぐろやあわびなど様々な魚貝料理がずらりと並んで、
お酒に目がない大原さんは大喜び。
お酒がまったく飲めない吉川艇長も烏龍茶でごきげん。
 
地元で有名なホテルの社長さんもみえて、ホテルの温泉に入れてもらえることになりました。
静岡新聞の方が取材に来られて、明日の出港時間にも来てくれるらしいです。
 
明日は(予定にはありませんが)、時間があったらぜひとも土肥の恋人岬に立ち寄りたいと思っています。
 

大波の石廊崎沖でバウを突っ込んでいる大型船!
(でも、この画像ではよくわからないかな?)
 

うねりも波も高い海の様子が伝わるでしょうか
 
 
安良里で出迎えてくださったマリーナオーナーの森さんとデザイナーの小林さん。
斉藤実さんが一緒でびっくりしました。
 

絶品の魚料理をご馳走になりました。
(西伊豆町仁科の新造屋さん)
静岡新聞の記者も同席
 
 
安良里のマリーナでお世話になった小林さん。(吉川艇長が小林さんを「女優さんみたいだ」とかなり気に入った様子。この写真だけやけに映りが良いような・・・。)
 

 
奥まった入江に停泊していた加山雄三さんの光進丸。

 
 

吉川艇長宅では、三崎で船を下りて帰宅した準クルーの艇長夫人が、
艇長のパソコンを使ってスケジュールや航海日誌を見ようとしたところ、
原因不明のトラブルで起動しなくなり大騒ぎ。
昨日は、知り合いの家で見せてもらってきたらしいです。
 
余談ですが・・・
このパソコンは自作マシンで、
元々CPUとマザーの相性なのか電圧なのか・・・起動が怪しかったのですが、
使いこなせないのに、ものすごく高いキャプチャーボードにDVD-Rなどフル装備。
スキャナやプリンタなども常に最新のものがある感じで、
更には液晶プロジェクターなどもいくつも持ってるところが一般家庭とは思えない(汗)
でも、この液晶プロジェクターは色々と使い道があり、
広報担当者のお気に入りの使い道は、濃霧の夜に庭に向かっての映画上映かな。
 
仕方なく、吉川艇長専属パソコンサポートセンター新潟支部へ連絡をして対応を依頼。
(広報担当者以外にも吉川艇長専属サポートセンターがあるのです。)
今朝、早速自宅まで出向いてもらい、Bios設定の調整等で起動するようにしてもらいました。
(艇長夫人に言っても無理なので、ついでにWindowsXPのアップデートもお願いしました。)
 
いつもお世話になってすみません。>支部さま
今後ともよろしくお願いいたします。
 
 
今日はさらにもうひとつ余談を・・・。
 
吉川艇長と大原さんは、共に62歳で定年退職組。
ふたりとも おっとりのんびりした穏やかな性格で、広報担当者から見ても良いコンビ。
 
似ている点もありますが、両極端な面も色々あります。
 
まずは、本文中にも書いてある「お酒」。
大原さんはお酒が大好きでアルコールなら何でも来いという感じ。
お酒があると普段以上にごきげんです。
 
吉川艇長は逆にお酒がまったくだめ。
ひとくちでも不整脈が起きるほどで、いつも烏龍茶やジュースなどのソフトドリンク専門。
(海の男なのに情けないですが、体質的に合わないようなので無理にお酒をすすめないでくださいね。)
そんな吉川艇長の好きなものは、色々ありますが甘いモノやお菓子類など。(広報担当者と一緒♪)
 
生活パターンもまた激しく異なり、
大原さんは快眠(しかも早寝早起き)・快食で、朝起きると散歩をするなど健康的な生活ですが、
吉川艇長は、やりたいことの為なら睡眠時間も限界まで削り、食事も抜いてしまうタイプ。
毎日、目が覚めてから深夜に電池が切れて動けなくなるまで何かしらに没頭しています。
(いくらなんでも無理しすぎなのでは・・・? と少々心配になることが多いです。)