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お天気が良いだけで、朝から気分が違います。
しかし、今日は出かける時からちょっとしたトラブル(?)があり、出港が30分遅れました。
いったいどんなトラブルかと言うと、
昨日あんなにも歓迎していただいて、ミワサキヨットクラブのペナントをいただいたというのに、
その大切なペナントが見当たらなかったのです。
それはもう冷や汗をかきながら探しました。が、見つかりません。
次の予定もあることだし、諦めて出港しよう・・・としたところへ、
事務局長の前田さんより電話が入りました。
なんと、手渡したペナントを間違えて前田さんが持ち帰ってしまっていたということで、
急いで届けに来てくださいました。
おかげさまで、いただいたペナントも無事手元に戻り、
8:30には新宮(三輪崎)を出港できました。
沖からは、昨夜入ったホテル浦島の大洞窟温泉も見えました。
(本当にすごい温泉でした。)
1時間後の9:30には、くじらで有名な太地に入港。
今日の目的地(停泊地)は串本なのですが、どうしても太地町の『くじらの博物館』に
寄りたかった為に立ち寄ることにしたのです。
しかし、ここでまた大きな罠(?)が待ち構えていました。
港に入り、奥へとゆっくり進みながら、ふたりとも水深ばかりを気にしていたら、
突然ヨットが止まって動かなくなってしまいました。
「まずい!また何かひっかけたのかな?」と、慌てながらもゆっくりバックしようとしたら
また止まってしまい、前にも後ろにも動けなくなりました。
少し強引に動こうとしたら、船がどんどん傾いて行くではないですか。
こんなことは初めてで、いくら下を覗き込んでも原因がわからず、パニック寸前。
そういえば、止まった時にギイギイと音がしていたような・・・と思ったら、
意外なところに原因が見つかりました。
どこに原因があったのかというと、それは・・・まさかの上!!
なんと、マストが 2本の電線の間に見事に挟まっていたのです。
(2本の電線の間は、マスト1本がギリギリ挟まるくらいの幅。)
感電の心配もあるので、マストに直接接触している金属類から慌てて手を離しました。
マストの先端には、無線のアンテナや風速計・風向計がついていて、
すっかりハマり込んでいるので、どうやっても出られません。
岸壁付近にいた地元の方に、これから満潮になるのか干潮になるのか尋ねたら、
あと何時間かすれば今よりは少し潮が引くと教えてもらえましたが、
すぐ見えるところには町役場もあるし、何時間もこんなところで電線に引っ掛かっていては
あまりにもみっともなさすぎる・・・。(船には派手な旗も付いてることですし。)
何より感電をいちばん恐れたのですが、聞いてみたらこの線には電気は通ってなく、
30mほど離れたところにある本当の電柱を引っ張る為の線だということがわかりました。
それならば・・・と意を決して、吉川艇長がボースンチェアをメンハリ(メインハリヤード)に引っ掛けて、
高さ12〜13mあるマストの先端まで登り、手を伸ばして外すことに成功。
(滅多にあることではないので、外した直後にしっかり記念撮影もしました。)
20分ほどで、なんとか脱出できました。
(電話でこの話を聞いた広報担当者は、笑い過ぎで酸欠状態に陥り、ひどい頭痛に苦しみ、
おかげで今日は航海日誌の更新が大幅に遅れてしまいました。
「なにも身体を張ってまで、航海日誌用のネタを作る必要はないんだから」と、
吉川艇長に くれぐれも気をつけるように伝えましたが、懲りてない様子で笑ってました(汗))
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高さ12〜13mあるマストの上で脱出作業を無事終えて、笑顔で記念撮影。
この狭い2本の線が見えますか?この間に挟まっちゃったというワケです。 |
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広いところへ移動して接岸し、気を取り直してくじらの博物館へ。
歩いて向かおうとしたら、脱出劇の一部始終を見物していたうちのひとり(地元のおじさん)が、
軽トラで寄って来て、博物館まで送ってくれると申し出てくださいました。
(でも軽トラなので、ひとりは荷台。)
博物館では、館長さんからサインもいただき、
ちょうどアシカのショーとイルカのショーの時間だったので、
たっぷりと堪能した後、アシカを撫でたり、イルカと握手までして大満足。
博物館の帰りには、くじら丼(800円)というのを見つけて、
少し早めのお昼ごはんに食べてみることにしました。
鯨の赤身というと固くて噛み切れないイメージがあったのですが、
この赤身はとてもやわらかくておいしかったです。
12:00には、(何事もなかったかのように)太地を出港しました。
(太地の皆さま、大変お騒がせ致しました。) |
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イルカと握手する吉川艇長。 |
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先日、蒲郡で『いそしぎ』を訪れて、ホームページで全国デビューを果たした谷口善子さんは、
周りの人たちにこのサイトを宣伝してくれて、会社の人たちにも見せているそうです。
そんな中、谷口さんと同じ職場に単身赴任中の山口さんが、
昨日はたまたま早くアップしてあった航海日誌の三輪崎の写真を見て、
「あれ?これはうちのすぐ近くだ!」と言い出して、またまた大騒ぎだったようです。
山口さんは、早速 昨夜のうちに自宅にいる奥さまに電話をして、
「家の前にヨットが入っているから、差し入れを持って行ってやってくれ」と指示してくれたそうです。
「何を持っていけばいいの?」という奥さまに対して、しっかりホームページで情報を得ていた為、
「魚は食べたらしいから、野菜でもなんでも。果物が好きらしいから果物でもいいし。」と、
そこまで言ってくれたそうです。
「でも、なんて言って行けばいいのよ?」という奥さま(←当然ですよね)に、
「主人が谷口さんと同じ職場でお世話になってると言えばわかるから」と・・・。
そして本日、午前中は用事があったという奥さまは、
用事を済ませてからお昼頃に差し入れを届けようとしてくれたらしいのですが、
そんな時間では、すでに『いそしぎ』はいるはずもなく、
「ヨットなんていなかったわよ」・・・となったとか。
残念ながらお会いすることも差し入れをいただくこともできませんでしたが、
ホームページを見て、直接関係ない方までもがそんな風にしてくれていることを聞き、
関係者一同 とても嬉しく思いました。
山口さんご夫妻には、思いがけず余計な気を使わせてしまったようですが、
お心遣い本当に感謝しています。どうもありがとうございます。
(それにしても、谷口さんたちの会社をすっかりお騒がせしているようですね。
ちなみに谷口さんたちのいる会社というのは、
誰もが絶対に見たことのあるものを作っている会社です。) |
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