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昨日からの風は更に強まり、出港前の淡輪ヨットハーバー内も風速15mほど。
警報どころか注意報も出ていない為、7:30に出港しましたが、
少し沖へ出ると常時20m近く吹いていて、時々25mを超えることもありました。
長さ4kmの関空の連絡橋を越えるのに、真中あたりが通過地点に指定されていますが、
そこまで出るとさらに波が悪くなるので、ひとまず近くの漁港に避難することにしました。
8:30に入ったところは、尾崎港という関空近くの小さな港。
港に入って係留していても、時々風速が20mに達します。
沖は警報並の風だと思われ、早めに入港して正解だったかもしれない。
そう思っていた矢先に、強風注意報が発令されました。
こんな荒れる日には、誰も漁には出ないということで、
『いそしぎ』よりも大きな漁船の横腹に着けさせてもらい、
強風から守ってもらうかのように漁船に抱かれています。
緊急非難で突如お邪魔した尾崎漁港を始め この辺りの漁師さんたちは、
良い魚場を失った変わりに、かなりの保証金が入ったという話です。(どこかの原発建設時と一緒。)
せっかくお邪魔したのだから・・・と漁協に伺い、
組合長さんにサインをお願いしたところ、
笑いながら応じてくださいました。
漁師さんたちからは、
「こんな日に出港するバカはいない」と言われたり、
「こんな風くらいで逃げ込んでくるようじゃ太平洋は渡れない」と言われたり・・・。
皆さんそれぞれ色々なことを言いながらも、親切に受け入れてもらえました。
(もちろん、笑いながら冗談半分で・・・の話です。)
今日向かうはずだった泉大津では、午後から市長さんとお会いする約束だったのですが、
今日はこのまま尾崎港でお世話になることにしました。
明日は市長さんのご都合が悪く、泉大津のマリーナもお休みということなので、
泉大津は諦めて、明日は神戸へ・・・とも考えましたが、
明日、泉大津に入り、翌朝いちばんで市長さんとお会いすることになりました。
(航海スケジュールにまた変更が生じていますので、関係者はご確認ください。)
雨を伴い前線が通過し、一時的に風が止みましたが、その後は逆からの風になりました。
思いがけない予定の変更でしたが、
おかげで郵便局へ行ったり、色々と用事を済ませることができました。
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港に入っても風速計は20mを指しています。
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地元の漁船に抱いてもらって一晩過ごします。 | | |
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長い関空の高速道路橋(スカイゲートブリッジ)
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目の前に広がる関空から、
次々に飛行機が飛び立って行きます。 |
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昨日、伊東マリンサービスの井上さんからメールをいただきました。
伊東でオートパイロットを直してくれた方なのですが、
航海日誌を読みながら、オートパイロットが壊れていないか気にかけてくれているそうです。
(アフターフォローもばっちりで、本当に親切な整備担当者さんです。)
メールの中には、ちょうど大阪付近を通過する頃、
帆船『あこがれ』も大阪に停泊しているらしいという情報もありました。
(でも、こんなところで緊急避難しているようでは、『あこがれ』にはお目にかかれないかな?)
今年、もしかしたら新潟へ来るかもしれないということなので、
新潟で井上さんとも再会できるかもしれません。
そして、メールには「パワフルなおっちゃんたちだ」という感想が書かれていました。
お褒めの言葉、ありがとうございます(笑) |
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昨日、吉川艇長宅のカモが家出して行方不明となりました。
近所の人が川を越えた向こう側にいるのを発見してくれて、
親戚のおじさんが抱きかかえて連れ帰ってきてくれたので、
今朝には無事に家に戻ってきましたが。
いつも庭で放し飼いにしていても逃げ出すようなことはないので、いったいどうしたのかと思ったら、
留守にしている艇長の分まで用事がのしかかって忙しかった
艇長夫人は、
自分自身も食事を満足にとれない日があったほどで、
うっかりカモにエサをあげるのを忘れていたのだそうです。
庭の周りで、自力でエサを探しては食べていたのでしょうが、
さすがにもう3週間近くになるので、
近場ではほとんど食べ尽くし、仕方なくエサを求めて彷徨っていたのかもしれません。
艇長の留守により、大きなへびには狙われるわ、エサは忘れられるわ・・・で、カモも災難です。
(悪趣味な方からご要望がありましたので、過去の航海日誌にへびの写真も追加してあります。) |
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今、柏崎では連日クマが目撃されて大騒ぎしています。
昨日には、地元の新聞にもクマ出没の記事が出ていたそうです。
何日か前、広報担当者は柏崎でクマに遭遇する夢を見ました。
その夢の中で、最初に小熊らしき比較的小さいクマの姿が見え、
その後で、反対側の藪の中にもっと大きなクマの足が見えて、
「親熊もいたんだ」とびびったものの、
追いかけられたりすることもなく、おとなしいクマでした。
その話を広報担当者から聞いた後で、艇長夫人が電話で新聞記事を読み上げてくれたのですが、
連日目撃されているクマも小熊だそうで、「正夢だったの!?」とふたりだけで盛り上がりました。
しかし、広報担当者は子供の頃から野山の散策が大好きで、
初めての履歴書では、特技欄に「山菜採り」と書いて提出したほどなので、
身近なところにクマが出没したら困ってしまいます。
これからは、近所の山へ入る時にも、鈴や携帯ラジオを腰につけなくては危険かしら・・・。
近年、海でも鮫が目撃されるところが変わったり、毒性の強いくらげの発生場所が拡大したり、
越前くらげが大量に現れて漁師さんが迷惑を被ったり・・・。
山でも海でも、色々な変化が見られます。
宮崎駿さんの『風の谷のナウシカ』で、ナウシカが虫たちや腐海の植物とうまく共存したように、
私たちも色々な生き物とうまく共存できればいいのですが・・・。
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