日本ぐるっと一周海交流<西回り>

航 海 日 誌

2004.7.19(祝) 

朝焼けから夕焼けまで楽しんだ福岡3日目

この航海始まって以来、初めてホテルで目覚めた今日は『海の日』です。
 
マリーナを見下ろせる豪華なホテルで朝陽を見ながら迎えた今朝は、
とても優雅な気分で始まりました。
 
一昨日は、予約していただいてあったのをお断りしてヨットで眠りましたが、
キャンセルしてももったいないということなので、
昨日はお言葉に甘えて、ホテルで眠らせてもらいました。
 
 
九州ルートの『BAR BAR』は、朝 出港して熊本へと帰って行きました。
 
『いそしぎ』と『あさかぜ』も今朝出港することを考えていましたが、
今日は、このホテルのオーナーがお持ちの超豪華ヨットが入港するとの話を聞き、
それはぜひとも見せていただきたいと、もう1日滞在することを決めました。
 
『あさかぜ』の古川さんや、口之津の山本さんと様々な情報交換。
これから九州を回るという古川さんに、地元の山本さんと
すでにハウステンボスまで行って来た吉川艇長が具体的な情報を提供したり、
お互いのヨットを行き来して、GPSやら何やらの情報交換をしたり・・・。
 
ヨットで航海中の通信環境の件では、『いそしぎ』の環境に感激した古川さんから
詳細を聞かれても吉川艇長は答えられず、広報担当者へ直接電話もいただきました。
ちょっぴり参加できた気分で楽しめました。 by.広報担当者

 
 
台湾から入港した ホテルのオーナーのモーターヨットは、長さ100mのメガヨット。
豪華なヨットに乗客は5〜6名でした。
さすがに大きいので、マリーナに入る時にはパイロットボートも登場しました。
 
外国籍の船の中は外国の領土となるので、残念ながら船の中に乗り込むことはできません。
艇名もホテルと同じエバーグリーン号でした。
台湾で同じ名前の海運会社などをしている社長さんは、
台湾の企業家としてもトップクラスなのだそうです。
 
 
入港時から気になっていた東洋一の観覧車にも3日目にして乗ってみました。
眼下に見えるマリーナや景色を堪能し、
ショッピング(主にウィンドウショッピング)も楽しみました。
 
 
夕方には、韓国からのモーターボート(YAMAHA-38)も入港しました。
 
韓国からマリンジェット2艘の伴走をして来たというこのボートのオーナーは、
韓国でマリーナやYAMAHAのボート販売などを手がける社長さんで、日本語ぺらぺら。
 
『いそしぎ』にも遊びに来ていただき、名刺交換も。
今度韓国へ行く際にはぜひ訪ねたいと思います。
 
ますます、環日本海クルージングネットワークの輪が広がりつつあるようで、
話を聞いているだけでもわくわくしてきます。 by.広報担当者

 
 
地域交流センターの担当者の方と連絡がほとんど取れていない為、
福岡から先のスケジュールが次の寄港先すら決定していないのですが、
明日は6時に出港し、52マイルを一気に走って豊浦町へ入りたいと考えています。
 
 

エバーグリーンマリノアホテルの部屋から見た朝焼けの海。
 

チャートを広げて九州の情報交換をしているところ。 左から、古川さん、山本さん、吉川さん。
 

台湾から入港したメガヨット
『エバーグリーン』号。
 

観覧車から見下ろしたマリーナ。
100m以上の高さから見ても、
メガヨットはやっぱり大きいです。
 

観覧車からのマリーナ。 右側の幅の広いポンツーンにあるのが、
『いそしぎ』(手前)と『あさかぜ』。
 

メガヨットをバックに記念撮影。

女性航海士さんと作業員の方。
 

韓国からのボートを入れて夕暮れのマリーナ。
 

 

『いそしぎ』の向こうに見える風景。

 

夕焼けをバックに、『いそしぎ』のシルエット。
(よろしければ、プリントして飾って下さい。 by.広報担当者)
 

豪華ホテルのように見えるクラブハウス。 (絵はがきになりそうです。)
 
 
『いそしぎ』も寄らせてもらった直島の(埋め戻した)地中美術館が完成&オープンしましたね。
 
情報化やネットワーク環境の整備も進み、新聞すら読まない広報担当者も、
色々なニュースを目にすることができるようになりました。
 
中には、何かが発覚したという内容で、裏切られた気分になるニュースというのも多々ありますが、
人それぞれ、「この人orこの企業には裏切られたくなかった」と、
勝手に信頼している相手というのがいる(ある)のではないかと思います。
 
この芸能人にだけは浮気とか離婚はして欲しくなかった・・・というレベルから、
びっくりするような額のお金が動くような事件まで、その相手も内容も様々かと思います。
 
広報担当者も、人にはあまり知られたくないことがないとは言えないし、
個人でも企業でも、多かれ少なかれ何かしら隠しておきたい事くらいはあると思います。
 
三菱自動車の場合は、いくらなんでもちょっと多すぎ(隠しすぎ)で驚きましたが、
ここまで来たら、全ての膿を出し切って、問題の解決を早急に進めるしかないですからね。
吉川艇長の車も三菱車で、問題を抱えている車種の1つなので、
ダイレクトメールも届いていたことですし、早めの点検・修理をして欲しいものです。
(三菱自動車関係で、実際にお客様と接する立場の人がいちばん大変ですよね。
 ごく一部の人の間違った判断のせいでこんなことになり、精神的苦痛も大きいと思います。)
 
で、信じていたのに・・・的な最近のニュースから2つほど。
 
デュポンという会社はご存知ですよね。 200年の歴史を持つ大手化学メーカーさんです。
たぶん、身近なところにも色々とあるはずですが、
中でも一般的に知名度の高いフッ素樹脂『テフロン』に関するニュースが最近ありました。
 
テフロンの製造に使われる化学物質に健康上の問題を引き起こす「深刻なリスク」があることを
知りながら20年以上も違法に報告を怠っていた為に、米環境保護局が行政処分も検討中
という内容。 デュポン側は異議を申し立てているということですが・・・。
 
化学に有害物質は付き物で、もっと大問題の有害物質問題は山ほどありますし、
さほど目くじらを立てるほどの問題でもないかもしれませんが、
デュポンさんというのは、環境問題にも取り組み、有害物質を減らすことにも力を入れていて、
そういった姿勢や企業の在り方などを密かに(しかも勝手に)高〜く評価していただけに、
個人的にちょっぴりショックを受けたニュースでした。
(有害物質を認めている訳ではないですので誤解のないようにお願いします。
 もちろん広報担当者も、有害物質ゼロを目指して欲しいと思ってます。)
 
問題の化学物質は、テフロン製造の補助剤に使われている「パーフルオロオクタン酸」(PFOA)
というもので、動物実験で肝臓の障害や発達上の問題を引き起こす場合があることが確認されて
いるのだそうです。
PFOAに関する法的な報告義務を怠っていたことは確かに問題なのでしょうから、
過ちは過ちとして認めて謝罪して改善し、具体的に上げられている問題に対しても、
早急に事実を確認した上で改善する方向で動いて欲しいです。
(ファン心理としては、これ以上 期待を裏切るような方向にだけは行かないで欲しいと思います。)
 
一瞬ショックを受けたスティーブン・ホーキング博士のブラックホールめぐる理論の「誤り」という
ニュースもありましたが、こちらはまた質が違いますよね。
誤りを恐れていたら仮説は立てられないですから。
 
しかも、ホーキング博士自らが誤りだったことを認め、自説を撤回した上で、
新たな理論を発表するというので、今まで以上にホーキング博士のファンになれる気が・・・。
(「情報のパラドックスを解決した」と話しているらしいので、その辺りにも注目です。)
 
 

吉川艇長の次女は、今日 豪雨による災害復旧ボランテイアで三条市へ行って来ました。
 
やはり大勢だと復旧の進み具合が違うようです。
もちろん個人差もあって、戸惑うことも多く最初から役に立つ人ばかりではないでしょうが、
猫の手よりはマシなはずですし、ボランティアの方たちの力というのは大きいと思います。
 
復旧作業を進める中で、大量の粗大ゴミの回収と処分が問題になっていましたが、
こんな時にこそ改めて「やっぱり欲しい!」と思うのが、プラズマを利用したゴミ処理装置です。
 
まだ商品化できる段階ではなかった数年前から、広報担当者はとても興味を持っていたのですが、
吉川艇長はひょんなことから縁があり、昨年アメリカまで 商品化されたそのシステムの視察に
行って来たのです。 (知っていたのは広報担当者の方がずっと早かったのに、ずるいです。)
 
日本でもすでに似たものを設置・利用していたところはありますが、
広報担当者が興味を持った米国某社製のシステムは、ゴミを処理するだけでないのです。
 
処理物によっては金属やプラスチック原料等を分離し、PCGガスを生成。(排ガスはほとんどナシ)
さらには、(最初に動かす時にはエネルギーが必要となるわけですが、)
動き始めてしまえば、システムに必要なエネルギーの数倍の電力エネルギーが得られるので、
ランニングコストがかからないばかりか、蓄電して使用することも可能で、
それでも余った分は売電できてしまうという優れもの。
(処理物に水分が多い方が得られる電力エネルギーは大きくなるので、
 今回のような水害で出たゴミにはもってこい。)
 
ダイオキシン問題も解決でき、一般廃棄物はもちろん、通常では処理に困る物でもほとんどOK。
分別収集の必要もなく、液体やガス状の物でも大丈夫。
塩素化合物、プラスチック、廃タイヤ、医療用廃棄物、金属処理廃棄物(毒性金属も)、
汚染土壌、(レベルが低ければ)放射性産業廃棄物でも平気。
処理後に残る固体廃棄物の量はごく少量(最大で処理物を99%圧縮可能)だそうです。
(メーカー発表の資料から・・・なので、実際のところは使ってみないとわかりませんが。)
 
他社製品は、焼却炉をプラズマ化しただけという感じのものが多く、低温なので処理後の残量も多く、
有害な物質が残る場合もあり、処理できる品目にも制限が多いので、
そういった部分の性能差からもこの商品に惚れ込んだのです。
 
このシステム、サイズが何種類かあり、小さい方の2種類は移動式(車載可能)なのです。
移動できるというのはかなり用途が広がります。
いちばん小さいシステムでは1日(24時間稼動)で5tの処理能力。
なんでも手に入れてしまう吉川艇長がMyプラズマ装置を持ってくれないかと密かに期待。
(・・・というのは、さすがに無理でしょうね。)
 
自治体で中くらいのシステムを1つ購入していただいて、
今回のような災害時以外にも各地の不法投棄された産業廃棄物の処理などに
これを利用すれば良いのではないかと思うのですが、導入してみてもらえないかしら・・・。