日本ぐるっと一周海交流<西回り>

航 海 日 誌

2004.7.23(金) 

阿武で漁師さんの仲間入り

今日は、9:50に萩を出港しました。
 
 

 
毛利の作った運河は本当にきれいで、出港時に係留していたすぐ脇の運河を写真に収めました。
 
 
日本海へ入ってからは、水がとてもきれいです。
おかげで、大原さんが潜水することもなく、
『いそしぎ』も気持ち良さそうに冷却水を循環させています。
 
しばらく出番のなかったトローリングセット(淡輪で購入したもの)を使用してみたところ、
大島付近にて、この航海で初めて魚がかかりました。
 
一度に2匹の魚が釣れたのですが、大原さんは「なんだシイラの子か・・・」と
持ち上げてぷらぷらさせていたら、1匹外れて逃げてしまいました。
(せめて、写真を撮るまでは2匹いて欲しかったです。)
 
 吉川艇長が近寄って見てみて、「これはシイラじゃなくて、イナダの子だよ」と言いました。
しかし、漁師さんに見てもらったらカンパチの小さいものでした。
(ふたりともハズレ!でしたね。 by.広報担当者)
 
もう1匹も食べることなく海へ戻しましたが、ようやく魚が釣れたことに満足。
次は、おいしく食べられる大物が釣れるといいなぁ・・・。
 
 
13:00に阿武へ入港。
 
阿武では、海交流の実行委員会まで出来ているとのこと。
昨日も萩に入った『いそしぎ』へ、中心となっているおふたりが訪ねてきてくださり、
簡単な打ち合わせもしました。
 
阿武には2泊させていただきますが、体験航海があるだけでなく、
実行委員長の茂刈さんのお宅へ泊めていただけるのだそうです。
その茂刈さんから出迎えていただき、車で移動しました。
 
『道の駅・阿武町』へと案内していただきましたが、ここが『道の駅』第1号だということです。
第1号という『道の駅』を訪れることができただけでも感動があるというのに、
さらに、ここには温泉と温水プールまであるのです。
温泉がある『道の駅』というのは他にも知っていますが、温水プールは初めてです。
 
この『道の駅・阿武町』を管理されている佐村さんも、
阿武町海交流実行委員会の中心的な方で、
昨日 萩まで足を運んでくださったのは、茂刈さんと佐村さんのおふたりでした。
 
 
阿武は、地域交流センターの田中さん(本事業の実行委員長)の故郷。
『道の駅』で、田中委員長のお兄さんと待ち合わせをしました。
 
昨日も萩で田中委員長のお兄さんにお世話になったのですが、
阿武にいるのは、いちばん上のお兄さんだそうです。
 
みかんの栽培をされているとのことで、大きな甘夏をたくさんいただきました。
(フルーツが大好きな吉川艇長は、後半はフルーツを食べられない日々が続いていたので、
これには大喜び。 食べきれないほどたくさんいただいてしまいました。)
 
 
今日、『いそしぎ』が入港したところは、漁船が20隻ほどの尾無港という小さな漁港です。
茂刈さんはここに漁船を置いている漁師さんのひとり。
 
海交流実行委員会の方と漁師さんたちに、町役場の方なども加わっての
交流会がありましたが、さすがは漁師さんたちです。
新鮮なお魚を慣れた手つきであっという間に色々なお料理にしてくださいました。
 
交流会での楽しい歓談から、思いがけず嬉しい予定もできました。
明後日の早朝、5時起きで定置網の網上げに連れて行ってもらえることになったのです。
地元で漁師さんに知り合いはいても、漁に同行させてもらったことはないので、
遠足前の子どものようにわくわくしています。 
(←特に吉川艇長が・・・。)
 
色々なところで漁協の方や漁師さんなどにお世話になりながら来ましたが、
これほどまでに漁師さんたちと親しくさせていただいたことはありませんでした。
まるで仲間に入れていただいたような気分です。
 
夜 沖を見たら、漁火が100も200も並んでいる光景を見ることができました。
まるで、水平線上に都市でもあるかのような明るさでした。
 
そして、今夜は茂刈さんのお宅でお風呂をいただき、そのまま泊めていただきます。
畳の上で眠るのは、この航海で初めてのこと。
 
明日は、体験航海もあるのでゆっくり眠りたいと思います。
 
 

  

大島は上が平らな面白い島。(火山で出来たようです。)
その大島付近で、初めて魚がかかりました。 
(大きさにちょっと不満な大原さん)
 

『道の駅・阿武町』の外観。
右側の奥が温泉や温水プールです。
 

左が茂刈さん、そのお隣が田中委員長
のいちばん上のお兄さん、右は
阿武の町会議員で末若さんです。
 

「発祥交流館」と書かれた看板がありました。
(横書きで右からというのがまたなんとも・・・。)
 

 

田中さんの故郷・阿武の海岸線。
 
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海がとてもきれいでした。
海と街と人のつながりにこだわる
田中さんのルーツがここにあります。
 

係留場所の海の水を上から撮影。
透明度が高く、底までクリアに見える為、
入港時にはキールが当たるかと錯覚。

係留中の『いそしぎ』。 この場所が
左の写真のきれいな海なのです。
漁船が出入りしているとは思えません。
 

慣れた手つきで手際よく魚を調理する漁師さんたち。
 

交流会の様子。横断幕の下に並んで
いるのが漁師さんたちです。

皆さんと一緒に記念撮影。
とても楽しい交流会でした。
 
 
1日遅れの航海日誌更新が定着しそうな感じです。
 
昨日の朝は、とつぜん原因不明で立ち上がらなくなった
パソコンを、航海中の約1時間半で復旧でき、
外付けのCDドライブやデジカメ、ハンディのGPS等も
問題なく認識して、最悪の事態は避けられましたが、
その安堵感からか、ネット接続とメール送信のテスト
も早めにしておいて欲しいと心配する広報担当者を
よそに、吉川艇長はお気楽な様子でした。
(昨日の夕方の時点での話。)
 
ヨットへの来客などもあったようなので、こちらからの
電話も遠慮していたのですが、昨日の話も取材できて
いない上、画像も送られて来ないまま朝を迎えました。
(睡魔と闘いながら、遅くまで待っていたのですが・・・。)
 
そういう時は、大抵 翌日の早朝に画像が届き、
それを確認した広報担当者が電話をかけて取材をするパターンなのに、
今朝は画像どころか、電話の1本もありませんでした。
 
状況がわからないので、「お取り込み中ですか?」と電話をかけてみたところ、
「いやいや、楽々してました。」という返答・・・(汗)
そんな訳で、急いで復旧したパソコンも放置されていたようです。
 
 


 
まるで、『千と千尋の神隠し』で、油屋から見た海の向こうにある街のようです。
夜間のデジカメ撮影で漁火は難しいですよね。
実際には、もっともっときれいなのだと思います。