日本ぐるっと一周海交流<西回り>

航 海 日 誌

2004.7.26(月) 

大規模な港に圧巻の浜田

今日は、7時に田万川を出港して浜田へと向かいました。
 
途中、三隅港沖でこちらへ向かってくる船がありました。
見慣れない形の船がどんどん迫ってくるので、避けようとしたのですが、
どうやら『いそしぎ』を追いかけて来ている様子。
 
双眼鏡で覗いてみると、あちらも双眼鏡で覗いていました。
またまた不審船かと疑われたようで、偵察に出て来たのだと思われます。
手を振ると、あちらも手を振って戻って行きました。
 
田万川での通報&職務質問にも驚きましたが、
この辺りでは、かなり不審船に対する警戒が厳しいということのようです。
不審船かと疑われるのは、あまり気分の良いものではありませんが、
物騒な世の中ですし、警備体制がしっかりしていることは素晴らしいと思います。
 
 
浜田への入港予定時間に合わせて調整する為、
3時間で着くところを倍の6時間かけて、ゆっくりと向かいました。
そよ風の中でセールのみ(2〜3ノット)で走ってみたりもしました。
 
 
約束の時間に浜田港沖へ到着すると、本船を先導する本物のパイロットボートが
出迎えてくださいました。 水先案内人の出迎えは過去にもありましたが、
本物のパイロットボートでというのは初めてのこと。
 
中国地方最大の浜田港には、『ぱしふぃっくびいなす』号が寄港していました。
26,518トンで全長183.4mという豪華客船です。
 
港の入口は1つですが、中へ入ると本港と漁港とに分かれています。
13:00に出迎えを受けながら、浜田港へ接岸。
 
14:00からは、フリースクール『りべろ』の子どもたちを乗せて体験クルージングを実施。
大きな港の中では、セールを上げて走ることもできました。
『ぱしふぃっくびいなす』のすぐ近くを通過しながら眺めたり、
希望者には操船にも挑戦してもらい、楽しい体験クルージングとなりました。
 
毎日新聞の方が取材に来ていましたが、
その方は「集中豪雨」という言葉を最初に使った方なのだそうです。
今や「集中豪雨」という言葉は聞き慣れたものですが、
最初は新聞記者の方が記事に使ったところから始まっていたのですね。
 
 
浜田市役所では、助役の坂平さんへ親書をお渡しし、サインをしてもらいました。
その際、助役さんから浜田寄港記念プレートをいただきました。
大きくてしっかりとしたプレートには、今日の日付も刻まれていました。
 
その後、浜田市役所水産課長の石井さんが市内を色々と案内してくださり、
夕方からは懇親会を開いていただきました。
 
懇親会は、市役所の石井さんとふるさと財団の有馬さん、日野さん、
そして、浜田港でお仕事をされている宮下さん、高橋さん、麻生さん、
フリースクールの中川さんという顔ぶれ。
 
海への取り組みに力を入れている方ばかりだった為、
積極的な考えや様々な意見を聞くこともでき、大変参考になりました。
 
浜田港は、以前は今以上に漁業がさかんで、水産関係での売り上げも2倍だったそうです。
5艘1組の巻上げ船団が40組もあったり、本船並に大型なトロール船も多かったとか。
港が大きいだけあり、全く規模が違うことに驚きました。
(それを物語っていたのが、港の中にあった船員のための浴場。
石井さんに案内していただき、そこで汗を流して来ました。)
 
沖に作った防波堤におトイレなどを完備し、釣り場として釣り客に利用してもらう
といった計画も出ていたのだそうです。
浜田は脂ののったおいしいアジでも有名ですし、
そうなれば釣り客もますます増えるのではないかと期待できます。
(アジといえば、港の中ではヨットのすぐ近くを20〜30cmのアジが泳いでいました。)
 
多くの人に開放された海となり、ますます活気あふれる浜田港になることを
楽しみにしたいと思います。
 
 

三隅港沖で偵察するために近寄って来た船。
 

本船を先導する本物のパイロットボート
が、浜田港沖までお出迎え。

帰港中の『ぱしふぃっくびいなす』
の脇をセーリングしながら見物。
 

希望者には、操船にもチャレンジしてもらいました。 真剣な面持ちです。
 

笑顔でとても楽しそうな
フリースクールの子どもたち。

体験航海後に記念撮影。
 
 

市役所にて、助役さんへ親書を。

寄港記念プレートをいただきました。
 

助役さんから、フラグへのサイン
をいただいているところ。
 

以前、地域交流センターで働いて
いたという女性もいました。 右
は、総合調整室長の田野さん。
 

懇親会での1枚。 前列左から『りべろ』の中川さん、島根県での受入れでお世話になっている
ふるさと財団の有馬さん、艇長、大原さん、浜田港運輸社長の宮下さん。
上段左からは、ふるさと財団の日野さん、浜田市水産課長の石井さん、
大豊建設の麻生さん、中垣組代表でパイロットボートで出迎えてくださった高橋さん。
 
 
今日は、『ぎおん柏崎祭り』の最終日で、『海の大花火大会』でした。
 
花火というのは、どこで見ても素晴らしくきれいで良いものですが、
やはり、誰もが思うのは「自分の街の花火がいちばん!」ということではないでしょうか。
多少のひいき目は仕方ないと許してもらうことにして、やっぱり柏崎の花火は最高です!
 
たとえ どんな状況であっても、気分転換は大事なこと。
ボーナスが減っても、、仕事が忙しくて納期に追われていても、年金を納めていなくても、
水害の復旧がまだ途中でも・・・
「そんな気分になれない」という時にも、この花火を見たら また新たな気持ちでがんばれるのです。
だから、「こんな時に・・・」ではなく、「こんなときだからこそ・・・」の花火見物だと思います。
 
今年も柏崎の花火は超・最高。
 
海中スターマイン、海中空スターマイン、ツイン大スターマインに、超ワイドスターマイン、
カラフルワイド大スターマインに、超特大スターマイン、超特大海空スターマイン・・・と、
書ききれないほどのスターマインの数々。
そして、欠かせない三尺玉と、柏崎名物となっている 尺玉300連発!!
更に、今年は尺玉100発 1,500m一斉打ち上げもありました。
このド迫力は他では見られません。 (・・・と思います。)
 
柏崎市民だけでなく、遠方からも来てくださる観客の期待を裏切らない花火でした。
この花火がいつまでも続くことを心より願っています。
 

 

 

広報担当者は、艇長夫人などにつき合って、結局 陸上から花火を見ることになりました。
今日は早めに酔い止め薬も飲んで準備万端。
『ミス日本海III』に乗って沖から花火見物する予定だったのに・・・。
 
そんなワケで、『ミス日本海III』はギリギリまで出港時間を延ばして、
広報担当者たちを待っていてくれたので、他の船よりずいぶん遅れて出港。
(お待たせした上に間に合わなくて、本当にごめんなさい。)
 
先日の市長杯ヨットレースで完全優勝を納めた時の佐藤艇長たちは、
花火のバックに柏崎の夜景を見ながら、最高のロケーションだったようです。
(打ち上げ場所付近で見ているので、迫力がまた違うんですよね。)
 
途中、携帯メールでヨットから見た花火の画像が何枚か届きました。
カメラ付き携帯って便利だなぁ・・・と改めて実感。
 
携帯電話で撮影して『ミス日本海』から届いた写真。(撮影:佐藤さん)


 
デジカメで撮ったものですが、よろしければ
こちらもどうぞ。
 
 
台風10号は、妙な動きをしそうで怖いですが、
きっと日本付近に到達する頃には、温帯低気圧に変わるだろうと希望的観測をしています。
まだ遠くて影響もない為、その存在にも気づいていないようですが、
発生しているので一応チェックしておいてくださいね。 >吉川艇長