日本ぐるっと一周海交流<西回り>

航 海 日 誌

2004.7.30(金) 

境港2日目はのんびり観光

今日は移動もイベントもなく、境港に滞在。
 
境港は今日も朝からじりじりと暑く、
台風が動かないのなら、『いそしぎ』は余裕で動けるのですが、
なにぶん周りの方たちが心配してくださるので、おとなしくしています。
おかげで、今日は観光までさせていただき、良い休養日となりました。
 
境港には、予定を変更して入港日を繰り上げたにも関わらず、
昨日は到着早々から夜中まで勢いのあるスケジュールで歓待していただきました。
その あまりの慌しさに、ご一緒していた回航中のご夫妻のお名前を聞きそびれてしまい、
今朝、お名前を伺いに行って来ました。 (富安さんご夫妻でした。)
 
伺ったついでにヨットの中を見せていただいたのですが、
『2000年』という艇名の37フィートのヨットの中は、
下手な別荘よりもくつろげる空間となっていました。
 
 
観光は、井上さんが車で1日おつき合いくださいました。
 
松江城では お堀から船に乗りながら見学しましたが、とてもきれいなお城でした。
高台から見下ろした松江の街と宍道湖も良かったです。
 
それから、海からも屋根だけ見えていた美保関神社を訪ね、
先日の出雲大社に祀られている大国主命の子どもであるえびす様にお参りしてきました。
(海の神さまでもあるそうなので、これからの航海の無事をお願いしたのかな?)
 
井上さんのお母さんが作ってくださったサザエの炊き込みご飯までいただき、
台風が近くまで来ていることを忘れそうなほど楽しませてもらいました。
 
そして、今日の温泉はというと、境港のランドマークタワー『夢みなとタワー』の
隣にある温泉へと案内していただきました。
 
(広報担当者の方が台風の影響を心配して、あれこれ情報を集めたりして、
ヨットに戻ったら舫をしっかりと全方向から取るように・・・など、
人からいただいたアドバイスを電話で伝えていたというのに、艇長は呑気でした。)

 
 
ヨットへ戻ると、留守中に中島さんが来て増し舫をしてくださってありました。
そこで初めて、自分の呑気さに気がついた吉川艇長でした。
 
更には、今は北海道にいるヨット仲間の山田さんから連絡をもらったと、
訪ねてきてくださった方も・・・。
本当に大勢の皆さんからお世話になってばかりで恐縮です。
 
 

きれいな松江城をバックに立つ大原さん。

松江城のお堀を船に乗って見学。 
 

 

左は、宍道湖と松江を見下ろした写真。
右は、美保関側から大山の方を向いて撮影。
 

 

美保関神社の参道にて。

丸1日おつき合いくださった井上さん。
 
 

ヨットに限らず、何をするにも お天気ひとつで大きく影響することが多いものです。
なので、いつもお天気というのは気になります。
 
今年は特に、梅雨前線が一箇所に停滞して大きな被害をもたらしたり、雷の被害が多かったり、
今度は台風が西へ向かい、カメのようなのろのろだったり・・・と、
今まで以上に気象情報には敏感になってしまいます。
 
長年住み慣れた地元にいても予測のつきにくい状況の中、
『いそしぎ』は知らない土地で台風を待ち受けなくてはならない為、
広報担当者も神経質になっています。
 
 
そんな時、昨日の航海日誌に登場した山田誠治さんのサイトを覗いたことから、
Kasayanさんのサイトと出逢うことができました。
(Kasayanさんのサイトは
こちらです。)
 
Kasayanさんというのもヨットをお持ちで、ご自分でも長距離クルージングをされている方。
そして、お天気のプロでもあり、お天気に関する情報を提供してくださっているのです。
特にヨット関係のイベントなどには、できる範囲内で親切に詳しいアドバイスをくださるようなので、
今はとてもお忙しいのだとサイトに書いてありましたが、思い切って昨夜メールを送ってみました。
 
すると、ほぼ毎日更新されているコーナーであるお天気放談の中に、
今朝は西日本の日本海側についてもアドバイスが書かれていました。
「メールを読んでもらえたのかな」と喜んでいると、その後でメールのお返事も・・・。
 
お天気に関しては、いつもカンだけを頼りにしていた広報担当者も、
少しずつお天気について勉強してみたいと思っていたところだったので、
Kasayanさんのサイトとの出逢いには感激です。
 
この航海が落ち着いたら、このサイトでも海から柏崎を訪れる方たちをはじめとする
ヨットで周航する方への情報提供もして行きたいと考えていたのですが、
ますますその想いが強くなりました。
 
 
Kasayanさんのサイトと出逢うきっかけをくれた山田誠治さんはというと、
今朝は釧路のご友人のところで二日酔いの朝を迎えていました。
しかし、『いそしぎ』が境港に停泊中だとメールで伝えたところ、
早速 境港のお知り合いに電話を入れてくれたようで、
本文中にも書いたように、連絡を受けた方が『いそしぎ』を訪ねてきてくださいました。
 
 
昨日も書きましたが、やっぱりヨット仲間・海仲間というのはホントに本当に良いものですね。
 
 
気象衛星からの台風の画像を見ると、よく思い浮かべるのが車麩。
きれいに渦を巻いている状態の台風は、車麩に似ていると思いません?
 
新潟県内には、明治9年創業の老舗・車麩屋さんがあるのですが、
実は広報担当者は、この車麩が微妙に苦手だったりします。
食べられないことはないのですが・・・。
(生麩とかは好きなんですよ。 お麩は健康食品でもあるのに、車麩はどうにも苦手。)
 
吉川艇長宅では、昨年 お笑いのネタのような出来事がありました。
それは、恐怖の味噌汁事件。
すでにこの時点で予想できている方もいらっしゃると思いますが、
「今日、麩の味噌汁」=「恐怖の味噌汁」だった訳です。
 
吉川家次女がお味噌汁を作ってくれたのですが、具に車麩を使ったのです。
水分を含むと膨れるくらいの知識はあったようですが、
車麩の膨張率が、少し(?)吉川家次女の予想を上回っていたわけです。
 
まるで一昔前のコントかお笑いネタのように、膨れた車麩がお鍋の蓋を持ち上げていました。
気をつかって、「おいしいよ」と言いながら食べたのは艇長夫人だけ。
水分はほとんど車麩に吸い取られて残っておらず、
お味噌汁というよりは、味噌味の車麩の煮物といった有様でした。
(作った本人も、あまりの惨事に爆笑していて食べなかったような。)
 
おかげで、毎年のように台風の衛星画像で車麩を思い浮かべる広報担当者ですが、
併せて恐怖の味噌汁事件を思い出して笑いが込み上げるようになりました。
(こんな話を暴露して、また後で叱られるんだろうなぁ・・・。 ごめんね。>次女)