日本ぐるっと一周海交流<西回り>

航 海 日 誌

2004.8.12(木) 

輪島でライブカメラ大作戦

4時に起きて空を見上げましたが、少し時間が遅かったせいか、
流れ星は3つしか見えませんでした。
(昨日の夕暮れ時の方が多く見えたようです。)
 
その代わりに、4:15くらいからはきれいな朝焼けを見ることができました。
(縦で撮った写真には、月と金星が写っています。)
 

 


 
今日も最高のお天気に恵まれ、5:50に羽咋を出港。
 
北の風3m位で、波はなし。
セールを上げたり下ろしたりしながら走りました。
 
艇長夫人の弟さんの奥さまのご実家付近である富来沖を航行中、
暗礁地帯なためか、30cm位のツバイソ(イナダの子)が次々とかかりました。
太平洋側では一度も魚がかからなかったのが嘘みたいに、
日本海側に入ってからは、糸を垂れれば釣れる感じ。
 
以前にも同じくらいのツバイソが釣れましたが、
「脂ののり方が少ないだろう」と食べずに、釣れたらすぐに捨てていました。
昨日はクルーも多かったので久しぶりに釣りを楽しみ、
お刺身にして食べてみたところ、予想外のおいしさだったのです。
 
そこで、今日は気合を入れてお夕飯に食べる分だけ釣りました。
かかるとすぐに吉川艇長が血抜きをして3枚に下ろして冷蔵庫(冷凍室)へ。
(岩礁&暗礁地帯で心配する広報担当者をよそに、
クルーたちはきれいな海&空と魚釣りに夢中だった模様。)
 
ずっとライブカメラで『いそしぎ』を見ることができていない艇長夫人が、
輪島のライブカメラを楽しみにしていたため、
今日こそは、なんとか見てもらおうと協力することになりました。
 
広報担当者は、少し汚れて見づらかったレンズをきれいに拭いてもらうように、
 カメラが設置してある国民宿舎『輪島荘』に電話をかけてお願いし、
『いそしぎ』は、ライブカメラの設置してある輪島荘の目の前にある袖ヶ浜海岸で、
水深ギリギリのところまで寄ってアンカリングして、12時頃から1時間ほど海水浴。
 
・・・という出血大サービスをしたにも関わらず、
艇長夫人は、「よく見えな〜い」と申しておりました(汗)
 
艇長夫人は、初めて見た鞆の浦のライブカメラが良すぎたため、
ライブカメラというものに過度な期待を持っているようです。
あんなに良いカメラを設置してくれているところは、まだまだ少ないんですよ。

 
 
輪島へは、13:30に入港しました。
 
輪島マリン協会の加藤さんから出迎えていただき、
正式に許可をとっていただいた岸壁へと案内してもらいました。
早速、フラグへサインをしていただき、
温泉や銭湯、朝市・夕市などの場所を一通り説明してくださり、
そのまま急いで釣りへと出かけていかれました。
(大物がたくさん釣れたのでしょうか?)
 
早速、下見を兼ねて いったん街へ出てきてから、
夕方まで時間があったので、艇内で乾杯。
大井さんが乗り込んでからは、明るいうちからアルコールが出る毎日です。
 
輪島では、明日から次々とイベント目白押し。
広報担当者はあれこれ情報を集め、
 『いそしぎ』クルーたちも明日出港前に、朝市通りの写真展なら見ることが可能かな?
と思ったのですが、どんどん朝市の始まる時間が遅くなっているそうで、
とても朝市まで出港を遅らせることはできないそうです。
 
明日は朝市までいられないので、鳳至町の住吉神社境内で午後3時過ぎから日没ころまで、
小規模で主に地元の人向けの夕市があるというので、
銭湯で汗を流した後で、早速行ってきました。
(本当は、国民宿舎『輪島荘』へ行き500円で日帰り入浴というつもりでしたが、
夏のいちばん混んでいる時期なので、日帰り入浴はできないそうで残念でした。)
 
夕市で仕入れた材料と、昼間釣ってさばいておいたツバイソをお刺身にして、
夕方まだ明るいうちから大宴会が始まりました。
 
3時間経ってもまだご機嫌で飲んでいる人が約2名。
良い飲み仲間が乗り込んでくれたので、大原さんがイキイキしています。
(この何日間かのアルコールで、後半の航海が始まってからのダイエットが
無駄にならないようにお気をつけくださいね(笑) by.広報担当者)

 
 

富来港沖で、きれいな海と空に
うっとりする大井さんご夫妻。

袖ヶ浜で海水浴を楽しむ大井さん。
 
 

釣りに出る直前の時間がない中、
急いでサインをしてくれた加藤さん。

夕方までのひと時、『いそしぎ』
の中で乾杯してくつろぐクルー。
 


輪島では、漁船はびっしりと並べて
縦づけしてありました。
見事なほどに寄せてあり、
都心の駐車場を思わせるほどです。

港湾事務所から正式に許可をいただき、
良い場所へ係留させていただきました。
 
 
連日の暑さで、ついついアイスクリームなどの冷たいものが増えている広報担当者ですが、
今 なにかと話題のアイスといえば、山形県の『くらげアイス』ですよね。
 
クラゲで有名な水族館の案で開発したクラゲ入りアイスが、
予想外に食感も良く(ナタデココみたいな感じらしいです)、大好評。
 
このアイスに使われているクラゲというのは、漁師さんの敵・エチゼンクラゲなのです。
大きいものは2mもあるという巨大なエチゼンクラゲは、漁をする人にとっては悩みの種。
それをなんとか利用できないかと考えて開発したのだそうです。
(今後は、お寿司など他のお料理にもしていく方向で研究中らしいです。)
 
意外性だけでも話題なのに、食感の良さがウケて大好評ということでも話題。
(コラーゲンたっぷりだという話もありますから、女性にはその辺りも好評らしいです。)
さらには、水族館の館長さんとJA鶴岡の組合長さんとが、
くらげアイスの商標登録問題で熱くて冷たい戦いが繰り広げられていて、そちらも話題。
 
厄介者でしかなかったエチゼンクラゲが、おいしく食べられることがわかっただけでも、
大収穫なわけですから、商標登録問題の方はそろそろ丸くおさめて欲しいところです。
 
 

ペルセウス座流星群だと大騒ぎして人にまで教えておきながら、
かなりバテ気味な広報担当者は、航海日誌更新後 空を見上げる気力もなくパタリ・・・。
今朝 起きたのは6時で、見えるはずがありませんでした。
 
 
昨夜、とてもきれいな夕焼けを吉川艇長だけは半分も見ないで艇内に入ってしまったと言うので、
「たまには絵はがきになるような綺麗な写真を撮って欲しいのに・・・。」と言ったら、
素直な吉川艇長は、今朝から早速 気合を入れて綺麗な写真を撮ってくれました。
 
まずは、朝焼け。
お月さままで入れて、シルエットでヨットのマストも見えたりして、
なかなかの写真だと思います。
 
次は、海に映った光と影。
6ノットで走るヨットの上(バウ)から、日本海のきれいな海を覗き込み、
海底に射しこむ太陽の光と、ゆらゆらと揺れる波によってできる影、
そして、その中心には写真を撮っている吉川艇長自身の影があるという
とても幻想的な写真まで撮ってくれました。
 

 
絵はがきだけでなく、パソコンの壁紙などにも使いたいと思います。
 
 
『いそしぎ』が柏崎へゴールすることになっている週末に、
新潟の海ではもっとスゴイものが登場するようです。
 
なんと! 米海軍のイージス艦『カウペンス』(9466トン)が新潟東港への寄港を打診していて、
県も寄港を認める方向のようです。
 
横須賀基地を母港とするイージス艦だそうで、コースは違うのでしょうが、
『いそしぎ』と同じ辺りからやってくるということですね。
20日から23日まで接岸する予定だそうです。