やっと咲いたアマリリス

2003.05.25記

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 一昨年6月ころだったと思うが、ムサシで春に売れなかったと思われる球根が無造作に箱の中に詰め込まれている中から1個買ってきて植えておいたものに今年は花がついた。昨年は大分期待していたのに花芽をつけずがっかりさせられたが、1年待たされて今年は花芽をつけたので、毎日のように今日は今日はとそのゆっくりした変化にじりじりしながら待っていた。
 名前はアップルブロッサム。言われてみればりんごの果実に似た色だとも思うが、むしろ桃を切ったときの果実の色に似ているようにも思われる。レッドライオンの真紅とまた違った色合いがまことに綺麗である。

 面白いというか情けないというか、2年も花が咲かないでいる間に、私の頭の中ではいつの間にやら名前が「チェリーブロッサム」になっていた。
 「チェリーブロッサム」と言うのだから桜の花の何かを連想させるものがあるのだろうと考えていた。いよいよ咲きそうになった段階で、鉢を動かしたりして、植えたときに挿しておいたラベルを見てびっくりした。同時になんと適当な頭なんだろうとその危ない記憶力に苦笑してしまった。

 およそ3か月もホームページをいじらなかった。理由は、大洲のコミセン、退職者の会、シルバー人材センターや点訳、ディサービスセンターなど、大小様々なことが次つぎと続いていて、だんだん自分の時間が少なくなっているからだが、このアマリリスのことだけは書きたいと前々から考えていた。書いてインターネットに載せないとこのアマリリスに済まない気がしていた。
 これを機会に、また少し手まめにやってみたいと思う。

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