みちくさ
2002.05.08記
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吹かないで! 2004.05.07撮影

 夕方になってちょっと歩いてこようと公園の方に向かった。花の終ったタンポポが今にも崩れてしまいそうな真綿のダンゴをつけていた。息を吹きかければばらばらと離れて飛んで行く。飛んで行けばそれで美しいものが壊れてしまうような気がして、そっとしておきたい気がした。あとで、つけている茎は終るけれども、タンポポはこれで種子を飛ばして子孫を残すのだったと気がついて、子供のころのように、1本くらいフーッと吹いてみても良かったかなと思った。

光る線路  2004.05.08撮影

 退職者の会の帰り道、線路が光っていた。綺麗だった。シャッターを押したら電池切れ、あわてて道ばたで電池を入れ替えてまたシャッターを押した。両側下の太い線は陸橋の金網である。
 線路は続く。そうだ、どこまでも続いている。その先があるのだ。

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