7 口の中を痛がる

口の中を覗いて口内炎がないか、チェックされて下さい。口内炎の出来る場所によっては病名が決まる場合があります。ヘルペス口内炎・ヘルパンギーナ・手足口病などですね。口内炎の特効薬はありません。大人では口腔用ケナログ軟膏を使用しますが、子供は味が不味くて、口の中の痛いところにとても塗れません。不味いので、親指を怪我した際に指しゃぶりを止めさせる為に使用するぐらいの不味さです。口の中の痛みで食べられない時には、完全にお食事を諦めて下さい。栄養なんて2の次です。喉越しがよい食品の、プリン・ゼリー・ヨーグルト・お豆腐がお勧めですが、酸味が強いと口内炎がしみて痛がりますので、お粥も食べられないようでしたら、水分のみにして下さい。お茶・牛乳などが良いですが、どうしても水分を飲まない時は、氷のかけらをあげることもあります。柑橘系のジュースは必ずしみますし、ポカリスェットもしみますので御注意下さい。おしっこの回数が1日に4〜5回あれば大丈夫です。皆さんの御家庭では、割り箸事故などないようにお願いします。歯ブラシも喉に付き差しますから、いつもいつも歯を磨けば良いというわけではありません。