2022.7.18 mon 八ヶ岳高原音楽堂

   6回目の華風月のライブ。 10周年のプレミアムコンサートに参加することができました。 席は後ろの右端。でも、とてもこぢんまりとした会場なので、ゆう子さんのお顔が良く見え、演奏中のアイコンタクトまではっきりと見えました。 6分遅れの15:06に扉が開き、3人が浴衣姿で登場。 オープニングは”花鳥風月”。そこから”悠久の地へ”とインスト曲を2曲つなげてきました。 生音が響く会場ということで、神永さんは尺八だけでなく、効果音的にパーカッションもやっていました。 3曲目の”かざぐるま”でようやく鈴華さんの歌声が。伸び伸びと響き渡り、とても心地良かったです。 いぶくろさんの指の動きがしっかりと見て取れて、より箏の音を感じることができました。調弦の音もはっきりと聞こえました。 神永さんはいろいろな楽器を本当に頑張っていました。その分、尺八のみのときは今まで以上に縦横無尽に吹きまくっていたように感じました。 3人が創り出す音の空間が最高に心地良かったです。 ”星降る丘”での鈴華さんの舞。 いぶくろさんと神永さん2人だけの演奏。 鈴華さんだけの「千と千尋の神隠し」からのピアノソロ。 三線を弾いての”涙そうそう”。 すべてが本当に素晴らしかったです。 また、途中の写真撮影コーナーもありがたかったです。       そして、今回本当に聞くことができて良かったと思ったのは3人による”風鈴の唄うたい”でした。 「自分が作ったイメージはこんな演奏」と鈴華さんが言っていましたが、本当に素敵な演奏でした。 エンディングは”月に照らされ、風に揺れる華”。いつもながらですが、とてもエネルギッシュに仕上げていました。 1時間25分があっという間に過ぎました。 アンコールは製作するオルゴールにちなんだ”深紅”1曲だけ。 今回は本当にプレミアムなコンサートでした。生音が響くこのホールは、華風月の良さが一段と煌めいていたと思います。 このコンサートに参加できて、本当に幸せでした。20周年、30周年とやってもらいたいと強く思いました。 当日のセットリストは、こちらです。