2024.1.27 sat 飛行船シアター

 > 9回目の華風月のライブ。 結成12周年記念コンサートに参加することができました。 席は右ブロックの最前列という神席。 ピアノの譜面台で鈴華さんのお顔は見えませんでしたが、いぶくろさんの指使いがはっきりと見える席でした。 ほぼ時間どおりの18:01に照明が暗くなり、3人が登場。 オープニングは”月に照らされ、風に揺れる華”。いぶくろさんの超絶的な音を紡ぎ出す指使いをず〜っと見ながら、 鈴華さんの歌声とピアノ、大さんの尺八を聴いていました。 そこから”機械島”と大作2曲をつなげてきて、凄い気合いを感じました。 新たな試みとして、ペンライト(カラーチェンジ18色!)が取り入れられ、 3曲目、緑色の指定で”小さな案内人”を鈴華さんのセリフ付きで演奏しました。 辰年ということで、龍にちなんだ『富士山』の詩吟と、 いぶくろさんと神永さんの演奏に合わせて鈴華さんが両手の扇子で龍を表現する舞を舞ってくれました。 華風月初の演奏撮影OKコーナーもあり、最前列であることがとても嬉しかったです。 また、このホールは3面の壁が270°のスクリーンとして映像を映すことができるため、 全曲が演奏曲のイメージに合わせた映像とのコラボ演奏となっていました。 以下の写真を見るとその様子がよく分かります。演奏曲は”悠久の地”と”幻想夜”です。                     後半戦はなんとスタンディングを要求(ただし、華風月なので座って聴きたい方や立つことができない方がいることも予想してあり、 そういう方たちへの配慮を周りの人にお願いして)し、赤色ペンラを振り、掛け声も出しての”深紅”のパフォーマンス。 白色ペンラもしくはスマホライトでの”星降る丘”。 そしてラストはペンラ自動チェンジでの”はじまりの光”。 ペンラを振り、声を出し、大いに盛り上がって終了となりました。1時間30分でした。 アンコールは三線を弾いての”童神”と”Friends”の2曲でした。 3人が創り出す音の空間と映像が最高に心地良かったです。 そして何より、目の前1mの距離で鈴華さんが歌っている、神永さんが吹いている、こちらはスタンディングだからより近い位置、 というステージを体験できたことが本当に夢のようでした。 今年1年間の運をここで使い果たしたと思っています。それだけの価値ある体験でした。 今回、私は「華風月でペンライトなんて合わないな」と思い購入していなかったので、「次は買わないとだめかな」と思っています。 また、今回3人の演奏以外の演奏を付け足したVersion upした演奏がされたものがありました。 これについては好き嫌いが分かれると思います。 「それもあり」と思う人もいれば、「3人だけの演奏がいい」という人もいると思います。 実際に今回の”悠久の地”の最初の部分は付け足し部分の音量が大きすぎてバランスが悪かったと感じています。 私は『3人の演奏』重視で、たまに『Version upした演奏』があってもよい、と今は思っています。 今後の華風月の活動がとても楽しみです。 当日の様子がYouTubeで見ることができます。(画面左下に私がはっきりと写っています)