2019.12.7 sat 先斗町歌舞錬場

     5回目の華風月のライブ。 白竹堂さんとのコラボということで、京都の歌舞錬場という本来なら全く縁のない場所で見ることができました。 しかも席は前から4列目のど真ん中という最高の場所でした。目線の高さがステージの高さであり、少し見上げる感じで見ました。 席に着くのが遅くなった人を待っていたのか、その人が席に着いた瞬間に照明が落ち、いぶくろさん、ゆう子さん、大さんの順番で静かに登場。 5分遅れの17:05でした。 オープニングは”星降る丘”。私の目の前真正面の5〜6mのところにゆう子さんが立ち、静かに歌い始めました。ほんと、最高でした。 2曲目、ゆう子さんはピアノの位置に移り、代わりに大さんが中央に出て来て、”月食”へとつなげてきました。 ゆう子さんの歌声が今まで以上に響き渡り、3人が奏でる箏、尺八、ピアノの音色が錦を織るように紡がれていく。 繊細なんだけど、とても力強い。今日は特に力強さを感じました。 いつも通りの長いMCの中で前日に紅葉を見に行った話をした後、”ちいさい秋幻想曲”をやりました。私はこの曲がとても好きです。 ”やぎさんゆうびん”では最後ゆう子さんのやぎの鳴き声があったり、”ラジオ体操第一”では3人の誰かがラジオ体操の振りをやったりと、 とても楽しめる演奏が多かったです。 また、”TURTH”では、客席に降りる階段がなかったため、大さんは前半はステージぎりぎりまで前に出て来て、ピンポイントで お客さんをロックして演奏するプレイをし、後半は花道に駆けていき、花道脇のお客さんの席でいつものように尺八を浴びせていました。 MCの中でゆう子さんは、2人と出会えたことで自分が産み出した音楽が世の中に広がっていく嬉しさと感謝の気持ちを話していました。 エンディングはその気持ちを込めて創られた”月に照らされ、風に揺れる華”。 いつもに増して、力強く気持ちが込められた、素晴らしいパフォーマンスでした。 1時間30分があっという間に過ぎました。 アンコールは定番の”深紅”1曲のみで、ちょっと物足りなかったですが、会場の全員がとても良い気持ちになって18:50にはすべてが終了しました。 今回も本当に素敵なライブでした。このライブに参加できて、本当に幸せだと思いました。 当日のセットリストは、こちらです。会場はこんな感じでした。華風月ツイッターの3枚目の画像を見てください。 当日の様子が華風月ホームページに載っています。