2022.9.25 sun ホクト文化ホール

   鈴華ゆう子さんが緊急入院となったため、7人で回ることとなったツアー。 町屋さんが言っていたように、ボーカル不在のロックバンドがどう演るのか、 今後絶対に見ることのできないレアなライブになると思い、楽しみにして参戦しました。 座席は一般席でしたが、前から14列目のほぼ真ん中。ステージ全体が良く見える良い席でした。 演奏曲、曲順は新潟公演と同じ。鈴華さんのボーカル部分は音源を流して、他のメンバーが演奏するという形でした。 MCは町屋さんが頑張っていました。 前と違う点は  〇 町屋さんのボーカルがよりはっきりと聞こえた。主旋律を歌う部分もあった。  〇 ”Surges”ではべにさんがセンター位置で、”天ノ弱”では町屋さんがセンター位置で始める等の、   鈴華さんがいないスペースをカバーしていた。  〇 ”いーあるふぁんくらぶ”の始めの「うっ、はぁ。うっ、はぁ。」をべにさんがやっていた。  〇 黒流さんが声を張り上げていた。 等、工夫して7人で8つの音魂を届けてくれてました。 鈴華さん不在にもかかわらず『ボカロ三昧2』を全曲再現していたと思います。 今回一番のレアな演奏は、アンコールの”吉原ラメント”でした。 亜沙さんがメインボーカルで、町屋さんがハモる、亜沙バンド”吉原ラメント”の和楽器バンドバージョンでした。 ここまでは予想していたのですが、なんと一部分だけですが、べにさんが歌いました。これは本当にレアです。 そしてラスト”千本桜”。町屋さんがメインボーカルをやり、ハモりの部分だけ鈴華さん(音源)が主旋律で 町屋さんがハモりという、とんでも演奏をやり切りました。本当に凄い演奏でした。 ボーカル不在の7人でどうするのかと思っていましたが、満足のいくライブでした。本当に凄いバンドです。 でも、「鈴華さんの生の歌声で聴きたかった」という気持ちはあります。 改めて鈴華さんの凄さ、素晴らしさを再確認させられたライブとなりました。         ツアーファイナルの様子がこちらSPICEで見ることができます。