カード | タイトル | | | |
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521 ブランコでサーカス攻撃 |
都心の遊園地にゲルショッカーの悪の手が伸びる。「行け!仮面ライダー!戦闘員を蹴散らして進むんだ!」この遊園地をゲルショッカーに渡してはならない。「びゅー」音を立てて回る回転ブランコの上に、戦闘員が飛び移ってきた。「とう!」仮面ライダーよ、ゲルショッカーの大攻勢を防ぐんだ! |
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522 人質をすくえ! |
ヒルカメレオンを捕まえて、人質の交換に遊園地に来た本郷と滝の前に、突然、戦闘員が襲いかかった。「気をつけろ、一文字!戦闘員の現れるところには、必ずゲルショッカー怪人がいる」「わかった、本郷!任せておけ!」戦え!本郷、一文字、二人がいれば大丈夫だ!
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523 頼むぞ、一文字 |
バキッ、「どうだ!正義のキックの味は」 一文字の鋭いキックが、あごに決まって戦闘員は吹っ飛んだ。一文字隼人の大活躍だ。一文字は、本郷が危ないとき、いち早く現れて救う頼もしいライダーだ。技のライダーは本郷、そして力のライダーは一文字だ。二人が力を合わせてこそ、ゲルショッカーを倒すことが、できるのだ。
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524 生き返ったエイドクガー |
ヒルカメレオンから人間の血をもらって、エイドクガーも生き返った。卑怯なエイドクガーは、ライダーを後ろから襲う。油断するな、ライダー!エイドクガーの右手が、ライダーに迫る。だが、一瞬早く、ライダーの逆転キックが、エイドクガーの胸に決まった!エイドクガーは転げ落ちて、大爆発。 |
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525 また襲うハエトリバチ |
ヒルカメレオンから人間の血をもらって、生き返ったハエトリバチ。「ハエトリバチめ、来い!ライダーチョップを受けて見よ。トウ!」ライダーの右手が唸る。見事ライダーチョップは、ハエトリバチの顔に決まった。ハエトリバチは吹っ飛んで、崖下に転がってゆく。
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526 相手はヒルカメレオン |
ブラック将軍が変身した怪人、吸血ヒルカメレオンを追いかけるライダー。邪魔をしようとライダーを追いかける再生怪人、ムカデタイガーとハエトリバチ。「お前たちの相手をしている暇はない!ヒルカメレオンを逃がしてなるものか!」仮面ライダーよ!今日こそブラック将軍を倒すのだ! |
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527 火花を出すチョップ |
岩に化けたヒルカメレオンを倒せ。バシッ。火花が散った。ライダー・チョップの炸裂だ。この日のために大特訓をしてきた猛烈なチョップだ。ガソリンを川に流し、チョップをくれて火をつける練習もした。火花を出すチョップが、遂に完成したんだ。 |
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528 頼むぞ、二人ライダー |
時限爆弾をセットして、アジトを吹き飛ばそうとするヒルカメレオン。早く爆弾を見つけなければ、滝や少年ライダー隊員が危ない。爆弾を探すライダーに、ヒルカメレオンが襲いかかる。2号ライダーは爆弾を探し、1号ライダーは、猛然とヒルカメレオンと戦う。ライダーキックが、ヒルカメレオンに決まった。 |
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529 頑張れ、二人ライダー |
二人の仮面ライダーは、とうとうヒルカメレオンを捕まえた。「さあ!ヒルカメレオンよ、ブラック将軍はどこにいる」二人のライダーの耳に、ブラック将軍の不気味な声が聞こえた。「ブラック将軍よ!ヒルカメレオンは捕まえたぞ。出てこい!」ブラック将軍の声は、本当はヒルカメレオンの腹話術だった。騙されるな!ライダー。 |
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530 ブラック将軍の最期 |
二人ライダーの猛攻撃に、さすがの吸血ヒルカメレオンもその正体を現した。なんと、それはブラック将軍だった。「くっ、くそっ!」ブラック将軍は最後の力を振り絞って、鋭い剣先を構えようとしたが、姿勢を立て直すことができない。二人ライダーは、構えながら、ブラック将軍の最期を見守った。 |
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531 ヒルカメレオンの正体は? |
二人ライダーの攻撃に、ヒルカメレオンはふらふらだ。勝ち目がないと悟って、岩陰に隠れた。岩に化けたのを見破った1号ライダーはチョップをくれた。バシッ。火花が散った。猛烈なチョップだ。よろめくブラック将軍!ヒルカメレオンの正体は、ブラック将軍だったのだ。 |
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532 くたばれブラック将軍 |
よろめきながら、なおも攻撃の姿勢をとろうとするブラック将軍。遂に力尽きて、大切にしていた剣をぽろりと落とした。決して体から離すことのなかったブラック将軍の指揮剣だ。遂にやったぞ!あとは首領を倒せば、ゲルショッカーの全滅だ。そして、日本に、世界に平和が訪れるのだ。 |
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533 ブラック将軍、死の直前 |
ブラック将軍は、腹の底から絞り出すように叫んだ。「さ、最後に笑うのは、ゲルショッカーだ……ば、万歳、ゲルショッカー」二人ライダーの猛攻撃を受けて、傷ついたブラック将軍。死に際の最期の叫びだ。持ちこたえていた体をガクッと落とすと、瞬間、大爆発を起こした。ブラック将軍は、数々の悪事を残して死んでいった。 |
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534 力を合わせて |
「ブラック将軍は死んだ」二人のライダーは力を合わせて、遂に倒すことができた。「今度は、甦った怪人どもの指揮をとるのは、ゲルショッカーの首領だ」残るのは首領のみ。頑張れ二人ライダー、今こそ首領を倒せ! |
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535 ロープウェイの本郷と滝 |
「滝!あそこに見えるのが、ゲルショッカーのアジトだ。用心しろ!」ロープウェイの屋根に飛び乗った本郷と滝。少年ライダー隊が発見したゲルショッカーのアジトの攻撃だ。見張りの戦闘員もロープウェイの屋根の二人に、気が付かない。それ行け!本郷。ガンバレ!滝。 |
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536 また現れたガニコウモル |
再生怪人1号ガニコウモルと戦う仮面ライダー。場所は、ロープウェイの屋根の上だ。ロープウェイは、地上200mの上にある。落ちたらライダーだって、危ない。だが、ライダーは落ち着いている。ライダーは、一度ガニコウモルに勝っているんだ、負けるはずがない。どけ!ガニコウモル。お前は、もうライダーの敵ではない。 |
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537 ロープウェイからの攻撃 |
「さあ、行くぞ滝!この下が、ゲルショッカーの秘密アジトだ」ロープウェイの屋根に飛び乗って、アジトの上まで来た本郷と滝。入口には、戦闘員がいる。ロープウェイから飛び降りて、空からの奇襲攻撃だ!頼むぞ本郷!頑張れ滝!今度こそゲルショッカーを倒せ。 |
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538 戦闘員に化けて |
ゲルショッカーのアジトを見つけた本郷と滝は、ロープウェイから飛び降りた。見張りの戦闘員は、まだ二人に気がついていない。「こいつの服を取ってしまえ!代わりに、僕らが戦闘員になってアジトの中に入り込むんだ」二人の目的は、ただ一つ。ブラック将軍を捜し出すことだ。 |
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539 来い!ゲルショッカーの首領 |
「今こそゲルショッカーを叩き潰してやるぞ」ブラック将軍を倒した二人ライダーは、首領に迫っていった。首領を倒せば、日本は平和になるのだ。この日のためにこそ、ライダーは戦ってきたのだ。力を合わせてゲルショッカーを倒せ!二人ライダー、頼んだぞ。 |
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540 首領の攻撃 |
人質の藤兵衛たちを助けようと駆けつける、二人ライダー。そのとき、恐ろしい火焔弾が、爆発した。「見るのだ。仮面ライダーの最期を!」その恐怖の攻撃にも負けず、二人のライダーは、人質を助けようとする。「死んでなるものか」二人のライダーは、お互いに励まし合い、よろめきながら、起きあがる。 |
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541 首領の正体は? |
空に稲妻が走る。遂に姿を現したゲルショッカーの首領。その手から火焔を放射する。その覆面の下の顔は?一体どんな顔であろうか。二人ライダーと首領の最後の戦いだ。頑張れ、ライダー1号、2号。力を合わせて、首領を倒せ。 |
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542 首領との対決 |
「ふふふ……、来たなライダー。俺と一緒に死んでもらうぞ」首領は、遂に姿を現した。ゲルショッカーの全滅を悟った首領は、二人のライダーを道連れにしようとしている。基地とともに爆発し、二人のライダーを生き埋めにしようとしているのだ。覆面の下には、一つ目と蛇を絡ませた顔と、二つの顔を持っている。 |
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543 首領の素顔は?! |
二人のライダーは、首領に飛びつき、かぶっていた覆面をはがした。その下から現れたのは、ぬるぬると動く蛇が絡んだ顔だ。一瞬二人のライダーは、飛び退いた。「ふふふ……、俺の顔を見た者は生かしておけん。俺と一緒に死んでもらう」と、首領は不気味に笑った。 |
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544 これが首領の正体だ! |
首領は、二つの顔を持っていた。これが、第1の顔だ。蛇が、何匹も絡み付いた恐ろしい顔だ。蛇は、時々ぬるぬるとうごめいている。緑色の肌を持つこの蛇は、アマゾン奥地にいる猛毒を持っているのだ。 |
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545 これが、首領だ! |
絡み付いた蛇を取ると、中から現れた顔は、不気味な一つ目だ。口もなければ、鼻もない。濁った目をかっと見開き、瞬きもしない。この大きな目の中には、様々な機械が入っているのだ。首領が自爆し、バラバラになっても、目だけは壊れることはなかった。バラバラになった死骸の後に、目がゴロリと転がったのは、不気味だった。 |
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546 首領は死んだのか? |
顔に絡みついた蛇を取ると、その下から一つ目の顔が現れた。眉も鼻も口もない、世にも不思議な顔だ。真っ白い顔の肌には、血管が透けて見える。ゲルショッカーの全滅を悟った首領は、自殺した。爆発した後には、目の玉が、ゴロリと転がっていた。しかし、本当に首領は死んだのであろうか。 |