No.181〜200

カードタイトル使命武器弱点
  181 デストロンのレーサー地獄部隊 ブオオオッ。ブオオオッ。物凄いスピードと爆音。オートバイが一台、二台、三台……十台。「と、止まれ。や、やめろ。」警官の声も聞かず次々に人を跳ね飛ばしていくレーサー達。これこそ、日本の一流レーサーを誘拐し、デストロンが改造して作った、レーサー地獄部隊なのだ。腕は一流、心は悪。地獄部隊は、東京に大混乱を起こしていくのだ。
  182 レンズアリの使命 「レンズアリよ、デストロン改造レーサー地獄部隊を使って、ライダーV3と、その仲間少年ライダー隊を皆殺しにするのだ。」サソリマークのデストロン首領の命令が下った。それは、日本の一流レーサーを誘拐し、改造してレーサー地獄部隊を作ったレンズアリにとって第2の指令であった。「必ずV3を倒します。」チカチカッと、レンズアリの目が不気味に光った。 大当たりカード
  183 レンズアリ 一流レーサーを誘拐し、改造して、デストロン改造レーサー地獄部隊を作ること。その地獄部隊を使って、悪いことをさせ、東京に大混乱を起こすこと。 レンズになっている目から、強力な爆発熱線を出す。左手は、何でも破壊する怪力。 レンズの目をやられると、動きがとれなくなる。 大当たりカード
  184 カミソリヒトデの使命 失敗を絶対に許さないデストロンの首領は、V3を倒せなかったレンズアリに、もう1度だけチャンスを与えた。その一方で、新怪人カミソリヒトデに指令を出した。「行け、カミソリヒトデ。レンズアリを助けて、V3を必ず倒してこい。レンズアリだけでは、頼りにならないからな。」「ははあ、必ず!」V3を倒すこと。それだけがカミソリヒトデに与えられた使命であった。 大当たりカード
  185 カミソリヒトデ ライダーV3を倒せないレンズアリを助けて、一緒にV3を倒すこと。 岩も、大木も、簡単に切ってしまう右手の刃。刃は何度壊されても、元に戻る。胸から、火になる泡を出す。 胸にある、泡を出すところが急所になっている。そこにパンチやキックを受けると死んでしまう。
  186 デストロンの2人作戦 「デストロンの改造レーサー地獄部隊作戦は失敗した。いいか、2人とも、よく聞け。おまえ達に、最後のチャンスを与える。V3を倒すのだ。仮面ライダーV3をな。」デストロンの首領が命令した。「わかりました。」2人の怪人は答えた。レンズアリとカミソリヒトデの最後の出動だ。1度に2人にかかられたら、V3も危ないぞ。
  187 泣くな、ライダー隊員 デストロンのアジトから、やっとの思いで脱出した、藤兵衛とライダー隊員。だが、目の前で純子とシゲルの火あぶりの刑が始まっていた。「純子…。シゲル…。」絶句する藤兵衛。「会長…。」泣き出すライダー隊員達。泣くな、少年仮面ライダー隊諸君。ピンチの時こそ、日頃の訓練の成果を試すときではないか。君たちは、正義と平和のために戦う誇りあるライダー隊員なのだ。
  188 デストロンの儀式 真っ黒なマント・真っ黒な西洋ずきん。たいまつを持った戦闘員が来る。じっと、見守るレンズアリとカミソリヒトデ。これから、少年ライダー隊の純子とシゲルを死刑にする、デストロンの儀式が始まるのだ。不気味な音楽が谷間に流れてくる。純子とシゲルの死が、徐々に近づいているのだ。V3、早く来てくれ。2人の命が危ないのだ。
  189 ライダー隊員を死刑にせよ! 「少年仮面ライダー隊などと言って、我々に刃向かう、こしゃくなやつらめ。見せしめのためだ。2人を火あぶりの刑にしろ!」首領の命令通り、純子とシゲルを死刑にしようとする黒マントの戦闘員達。デストロンのレーサー地獄部隊も死刑に協力だ。だが、この地獄部隊の中に、風見志郎がいることをデストロンは知らない。純子よ、シゲルも、もう少しの我慢だ。V3が必ず助けてくれるぞ。
  190 V3の出動 少年ライダー隊の本部から、隊員がデストロンに捕まったという、知らせが風見志郎に入ってきた。「デストロンめ、許さん!」風見志郎がV3に変身だ。ジャンプするV3。「ハリケーン!」変身したV3が空中で叫ぶ。V3を待っているハリケーン。「行こう、ハリケーン。頼むぞ、ハリケーン。」正義の男、仮面ライダーV3の出動だ。
  191 怒りの変身 淳子も、シゲルも、藤兵衛も、そして、ほかの少年ライダー隊員達も、元の正しい心に帰ったレーサー達の協力を得て、デストロンの手から救い出すことができた。今こそ、風見志郎が、平和を愛する心を、悪を憎む心を爆発させるときだ。風見の怒りの変身が始まった。「変身、V3!」ダブルタイフーンが全回転だ。 大当たりカード
  192 V3からの手紙 少年仮面ライダー隊の諸君、そして、いつも応援ありがとう。君たちの情報のおかげで、デストロンと戦うのに、とても便利をしているよ。だけど、最近、交通事故や、自転車でどぶに落ちたりする人がいるので、とても心配しているんだ。君たちも、自転車に乗るときは十分注意してね。特に小さい少年は注意しようね。
  193 ハリケーン作戦で戦え! ババーン。ハリケーンに乗ったV3の近くで、レンズアリの破壊熱線が爆発した。危ない、V3。レンズアリと一緒に、燃える泡を出す、カミソリヒトデもいるぞ。ハリケーン・ジャンプで、ぶっ飛ばせ。ハリケーン・カッターで、2怪人をぶっちぎれ。敵が2人なら、V3もハリケーンと一緒だ。行け、V3。ハリケーン体当たり作戦を実行するのだ。
  194 V3にはかなわない 怪力のレンズアリ。目から爆破熱線を出すレンズアリ。そして、岩も木も何でも切ることのできる刃を持ったカミソリヒトデ。胸から火に変わる恐ろしい泡を出すカミソリヒトデ。デストロンの改造技術の全てを加えられた2怪人も、V3の前には敵ではなかった。空中に大きく投げられた2怪人。次に待っているのは、V3の必殺きりもみキックだ。
  195 戦闘員の奇襲攻撃 1人・2人・3人…10人。V3の前に、突然戦闘員が現れた。デストロン戦闘員得意の奇襲攻撃だ。怪人ほどの力はないが、普通の人間の3倍から5倍の力を持つ戦闘員達。1人じゃ弱いが、大勢集まれば、V3だって危ないぞ。頑張れ、V3。油断しないで、戦えよ。戦闘員の胸にあるサソリマークは伊達じゃないのだ。
  196 レンズアリの恐ろしい目 カシャッ、カシャッと、音を立ててレンズアリの目が光るたびに、目から熱線がV3に向かって飛んでくる。ババーン、ババーン。大爆発を起こす恐ろしい熱線だ。レンズアリの攻撃が続く。カシャッ、カシャッ。ババーン、ババーン。回転して熱線をよけるV3。ババーン。ついに、V3が、レンズアリの目からの熱線に直撃された。危ない、V3!
  197 レンズアリの怪力左手 「うう…痛い…何という、恐ろしい力だ。」V3がうなった。デストロンの改造人間レンズアリの左手には岩をも砕く力が秘められているのだ。その左手にV3の腕が挟みつけられたのだ。「V3、我々デストロンの邪魔をすると、この腕を折ってしまうぞ。」レンズアリが自信たっぷりに笑った。立て、V3。V3 26の秘密を思い出すのだ。
  198 改造人間死す ダブルタイフーンの回転が倍増され、赤ランプがピカリと光ると、レンズアリの目が、その光を受けて、バリバリと音を立てて割れた。V3のチャンスだ。「きりもみキック!」V3のキックがレンズアリを捕らえた。ババーン。大爆発するレンズアリ。改造人間の死だ。デストロンの首領は、ショッカーやゲル・ショッカーの時と同じように、秘密を守るために、敗北した怪人は、全て爆発させるのだ。
  199 戦闘員の数 デストロンは、運動能力の優れたスポーツマンを誘拐して改造人間にするのだが、戦闘員は、どんな人間でもいいから、たくさん改造する。数多く作って、戦闘ばかりでなく、地下道や、秘密基地を作る労働力として使うのだよ。今、戦闘員は10万人ぐらいいるんだ。だから、V3に、ちょっとくらいやられたって、次々に現れるのだ。 大当たりカード
  200 死の掟 「戦闘員ども、全員集合して、V3を倒しに行け。貴様達も、誇りある悪の組織、デストロンの戦闘員だ。死を懸けて戦え。V3を倒すか、死を選ぶかだ。行け、戦闘員ども。」サソリマーク、デストロンの首領の恐ろしい命令が下った。デストロンに失敗は許されない。怪人も、戦闘員も、命令通りできないときは、死があるだけ。これが、デストロンの死の掟なのだ。