カード | タイトル | | |
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41 ある日 風見は… |
オートバイがうなりを立てている。ここはモトクロスだ。「なかなかいい腕だな」藤兵衛は、風見の乗りっぷりに感心した。それを聞いて、先輩の本郷もにっこりうなずいた。丸めた背中を見せて風見は、走り去っていく。そのときだ。グワァン。吹き上げる黒い煙。デストロンの悪事を目撃した風見は、狙われたのだ。爆弾で、風見は攻撃されたのだ。 |
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42 V3の必殺技 |
V3のパンチ力は、2号よりも強い。1号に比べれば、さらに強い。この猛烈パンチに、技を組み合わせて、敵を攻撃するんだ。例えば、水平パンチというのもそうだ。壁をキックして、その反動でギューンと地面すれすれに飛んで、両手でパンチを食らわすんだ。これは凄い必殺技だぞ。 |
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43 凄いテクニックだ!! |
キーッ。砂煙を上げて急ブレーキ。やっぱり現れた、仮面ライダーV3。運転テクニックも抜群だ。悪事を働き、僕らの平和を破壊するデストロン。V3は、そのデストロンを許せない。僕らを守るため、どこからともなく現れて、デストロンと戦うんだ。 |
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44 V3の必殺技 |
とにかくV3の必殺技は、複雑なんだ。例えば、二段キック。説明するから、よく聞いてね。まず、まっすぐにジャンプ、上空で前にくるりと回転して、落下しながらキック。その勢いで、またジャンプ、今度は逆に回転して、風を切り落下しながらキック。2回連続にキックする技だ。こういう変わった技が、どんどん出てくるぞ。楽しみにしていてね。 |
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45 少年隊を守れ!! |
カメバズーカの砲弾を受け、傷つきながらも、なお戦う3人のライダー。1号2号ライダーが、硝煙の中で叫んだ。「行けV3、少年仮面ライダー隊の本部を守るんだ」V3は、それに答えた。「はい、任せてください」頼むぞV3!少年隊を守れ。 |
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46 V3の秘密 |
「V3変身!」風見志郎からV3に変身するポーズは、1号と2号の変身ポーズを合わせたものだ。2号のポーズから始め、1号のポーズに移る。そして手を合わせて、二人の力が合わさったポーズを取り、ジャンプする。だから、タイフーンは、ポーズを取る順、つまり右の2号タイフーンから、左の3号タイフーンが回るんだ。 |
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47 苦戦の二人ライダー |
ズドーン、ズドーン。カメバズーカの猛攻撃だ。1号ライダーと2号ライダーは、砂煙と黒煙にまみれながら、苦しい戦いを続ける。二人のライダーは、傷ついているのだ。お互いにかばい合いながら、戦っているのだ。頑張れ、二人ライダー。カメバズーカの砲弾を避けろ! |
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48 今日も行くV3 |
風を切って、今日も走り行く仮面ライダーV3。V3の愛車は、ハリケーン!このハリケーンと、1号から受け継いだ技と、2号から受け継いだ力で立ち向かう。そして、正義を守る心だ。これだけで、デストロンの猛攻撃に突撃していくんだ。頑張れV3。僕らがついているぞ! |
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49 V3の秘密 |
V3のジャンプ力は、今30mだ。ビルの高さで言えば、15階建てを一飛びできるジャンプ力だ。1号2号は、23mから25m。V3は、今よりももっと高くジャンプできる能力を持っている。自分でさえも、その本当の能力が分からない。藤兵衛は、そのV3のために、訓練・指導をしているんだよ。 |
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50 V3の秘密 |
V3が握っているのは、君もご存じ、V3ホッパーだ。これを500mも高く上げるんだ。するとパッとカサみたいのが開いて、敵がどこに潜んでいるか分かるんだ。探知したら、V3の触覚に送られてくるのさ。性能は4キロ先の新聞も読めるほどだ。だから、君がいたずらしているのも、V3には分かっちゃうんだ。 |
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51 これがタイフーンベルトだ |
仮面ライダーV3のタイフーンベルトは、V3にとって命だ。ホッパーやダブルタイフーンが付いているので、ここをやられると、完全にだめになってしまう。戦えなくなるのだ。そして、真ん中にあるDポイントは、ライダーV3の最大の弱点になっている。この部分を破壊されると、いくら強いV3でも死んでしまうのだ。怪人との戦いには気をつけなければいけない。 |
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52 ライダーV3の最期か? |
エネルギーを奪われ、ダブルタイフーンをやられた仮面ライダーV3。おまけに藤兵衛も純子も、デストロンの手に落ちているのだ。抵抗できないV3。ジリジリと後ろに下がる。「たっぷり痛めつけてやるからな」テレビ・バエが近づいてくる。早くも危機が迫った。どうにもできない。一瞬に全てを賭ける。それがただ一つのチャンスだ。「ヤーッ!」V3が飛び上がった!! |
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53 Oシグナルが光る |
風を切り、砂を蹴散らし、ババババー、ハリケーンに乗って仮面ライダーV3がやってきた。カッコイイ!顔が赤いのは正義の色だ。目と目の間にあるOシグナルが光る。このOシグナルは、超音波を出し、その反射で、敵が近くにいればすぐ分かるようになっているのだ。気をつけろ、デストロンの怪人が近くにいる!今度はどんなやつか。さあ来い、悪人ども! |
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54 ハリケーンにもタイフーンがついているぞ! |
空とか水の中での戦いには、これまで以上に強力な装置が必要だ。ハリケーンにタイフーンがついているのも、そのためなのだ。ロケットのように空中を飛び、潜水艦のように海の中を進む。ライダーV3にとっては、頼もしい味方だ。原子力エネルギーとタイフーンの力を合わせれば、時速600キロもへっちゃら。世界最高のオートバイだ。 |
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55 頼むぞ、少年ライダー隊 |
デストロンの特徴は、ゲルショッカーと違って、決して人の前に姿を出さず、十分な計画を立てて、突然行動を起こす。だから、分かったときにはもう大変なことになっているのだ。少年仮面ライダー隊の活躍が大切だ。デストロンの動きを探り、情報をV3に伝えること、これがデストロンの悪の企みを防ぐ、ただ一つの方法なのだ。 |
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56 これが変身ポーズだ |
風見志郎がライダーV3に変身する!両手を右横に伸ばす。いよいよ変身ポーズだ!!伸ばした両手をゆっくりと上に回す。頭の所に来た。素早く右手を握って腰に当てる。今度は反対だ。左手を腰に、右手は斜めにまっすぐ伸ばす。そうしてから、両手を前に伸ばして重ねる。体を低くする。ジャンプ!「V3、変身!!」 |
裏面異種カード |
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57 V3の必殺技 |
仮面ライダーV3には26の秘密がある。その中の一つ、ライダー錐もみキックが、遂に完成した。物凄い必殺技だ。ジャンプする。そして、降りてくるとき、錐をもむように横に回転し、相手をキックして倒すのだ。ジャンプしてからキックするまで、0.1秒しかかからない。この必殺技は、大きな岩なんか簡単で、小さなビルでも一発で破壊することができるのだ。 |
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58 ハリケーンの超能力 |
ハリケーンには超能力が沢山ある。その中でも、コンピューター自動装置は抜群だ。V3の脳波を受け取り、思い通りに勝手に動く。誰も乗っていなくても、空を飛んだり、水の底を走ったりできるんだ。遠くに離れていても、V3が「ハリケーン」と呼ぶと、その声でさらに脳波が強くなり、ハリケーンのコンピューターが今いる所を計算するのだ。 |
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59 秘密兵器ホッパー |
タイフーンベルトに付いているホッパーは、ライダーV3の新しい秘密兵器だ。ジェット噴射で500mの高さまで昇っていく。中に組み込まれたテレビカメラが、10キロ周囲の敵を映し、触覚アンテナに伝える。それが緑の目に見えるようになっているのだ。このホッパーは、V3が水の中にいるときでも、その役目を果たす、強力な武器にもなるのだ。 |
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60 病院が乗っ取られた! |
悪の組織デストロンは、遂に病院を乗っ取ってしまった。ここに来る人たちを、全部デストロンの奴隷にしようというのだ。そして、ニセの電話で藤兵衛も呼び出された。お医者に化けたテレビ・バエは、むりやり藤兵衛を催眠光線にかけようとする。そこへ、窓を破って志郎が躍り込んできた!「ここから逃げるんだ」無事病院の外に出た二人。だが、そこにもデストロンの戦闘員が待ちかまえていた。 |