概要
STARはパーソナル・コンピュータ用に開発された統計分析プログラムの愛称です。
(STatistical Analysis Rescuers:統計分析救護員)。
以下のプログラムを保有します。
ただし、現在、JavaScript-STAR に、ITCAは移植されていません。
(STatistical Analysis Rescuers:統計分析救護員)。
以下のプログラムを保有します。
ただし、現在、JavaScript-STAR に、ITCAは移植されていません。
PUMA(Package of Unweighted-Mean ANOVAs):
PUMAは3要因までの分散分析プログラムの総称です。PUMAは各条件のデータ数が等しくない場合に重みづけをしない平均を用いて分析します。
最大の特徴として、交互作用が有意なとき自動的に単純主効果検定を実行し、さらにその結果に応じて多重比較(LSD法)を実行します。
*LSD法(最小有意差法)Least Signigicant Diffence
最大の特徴として、交互作用が有意なとき自動的に単純主効果検定を実行し、さらにその結果に応じて多重比較(LSD法)を実行します。
*LSD法(最小有意差法)Least Signigicant Diffence
FREQ(度数データの分析):
FREQは度数データ(frequency data)の分析プログラムの総称です。度数の集計表に合わせて、1×2、2×2、CHISQ(カイ自乗検定)、QTEST(Q検定)の4種類のプログラムを用意しています。
特に、CHISQはカイ自乗検定の結果が有意であった場合に、自動的に残差分析を実行します(その有意性に貢献したセルを割り出します)。
特に、CHISQはカイ自乗検定の結果が有意であった場合に、自動的に残差分析を実行します(その有意性に貢献したセルを割り出します)。
CORR(相関係数の計算):
CORRは相関係数(correlation coefficient)を計算します。多変数の場合は相関マトリクス表を作成します。
RANK(順位相関係数の計算):
RANKは、順位相関係数(rank correlation coefficient)を計算します。散布図を描いてみて曲線相関が予想されるようなときに使用します。
ITCA(Item-Total Correlation Analysis):
ITCAは、因子または尺度の内部一貫性のために項目・全体相関を分析します。この項目・全体相関は自己相関を含みません。また合計得点をPUMAの分散分析プログラムに適応できる形で出力します。
引用文献 STAR version 4.0 マニュアル 田中 敏