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夏休み真っ最中、小学生の演劇教室スタート
 仲よく友情を育て、みんなで力を合わせて一つの劇を創り上げよう。市教委文化振興課が三十日から旧市立図書館で、夏休み中の小学生を対象にした演劇教室をスタートさせた。教室は全十回。最終回には発表会も予定され、日焼け顔の子どもたちはさっそく張り切って練習に取り組んだ。

 この教室は劇づくりを通して、子どもたちから心豊かな情操と表現力を育ててもらうことがねらい。また、みんなで一つの舞台をつくる喜びや感動を体得し、創造性を高めてもらおうというもの。昨年に続く二回目の開講だ。

 あらかじめ小学三年生以上の参加希望者を募集したところ、わずか一日で申し込みが定員を超えるという人気ぶり。このため同課が最大限の受け入れを行い、最終的には市内十二カ校から男子四人を含む四十六人の参加が決まった。

 一方、講師には日本児童文芸家協会新潟支部の牧岡孝さん、柏崎演劇研究会の長井満さんはじめ、劇団THE風・FOU、柏崎ミュージカルワークショップのメンバーら。ほかに市ボランティアセンターから三人が派遣され、活動を支える。

 この日は牧岡さんが「劇づくりの楽しみは、みんなの力で創り上げること。一生懸命にやると、すばらしい感動が得られる」とあいさつ。教室では一人でキャスト、スタッフの二役をこなすことから裏方の大切さを話し、「心を一つに、舞台づくりを」と呼び掛けた。

 引き続いて、参加者たちは発声練習から始め、元気よく館内に響かせた。今年の挑戦作品は「イソップ物語」(イソップ作)「あまのじゃく」(加藤道夫作)「よだかの星」(宮沢賢治作)。三班に分かれて練習を重ね、八月二十九日の上演を目指していく。

(1998/ 7/30)

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