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再編の国療病院 入院ベッド数を350床に
 9日午後開かれた市議会9月定例会の一般質問で、西川市長は市内赤坂町、国立療養所新潟病院の再編成に向けて、今月初めに厚生省から基本構想案が示されたと述べた。本間厚幸氏(整風会)が新潟病院の問題に関連し、診療科目など国の検討状況を取り上げた。構想案によると、入院ベッド数を現在より増やし、350床とし、診療科目は内科、神経内科など8科目。市長は、平成12年3月から新しい態勢で再出発が予定されているとした。 

 同省は先に、国療新潟病院と、国立高田病院を再編成し、新病院を平成11年度に新潟病院の場所に設ける方向を示している。本間氏は「2月議会で両病院の再編成が示され、国で検討の上、新病院の診療科目が五月ごろに明示されると聞いていたが、現在の国の状況はどうか」とただした。

 市長は従来からの診療内容に加え、老人病など診療部門、地元ニーズに沿った一般患者を対象にした地域医療の拡充整備を求め、再三要望を続けてきた経緯を話し、「今月2日、厚生省の担当者が来庁して、新病院の基本構想案の説明を直接受けた」と述べた。

 構想案では入院ベッド数を現在の260床から90床増やし、350床にする。内訳は一般150床、重心80床、筋ジストロフィー120床で、一般の入院患者により門戸が開かれる。診療科目は内科、神経内科、小児科、外科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科、歯科(入院患者に対応)の8科目としている。

 計画では平成12年3月1日から新しい態勢で再出発する。今の新潟病院の態勢に、高田病院から移設する医師、職員でスタッフの増強が見込まれ、市長は「病院の改築を含めて、従来以上に一般市民にも開放された病院として役割を担ってもらえるものと期待したい」と述べた。

(1998/ 9/10)

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