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新斎場が完成 4日から使用開始
 柏崎地域広域事務組合(管理者・西川市長)が昨年度から、市内安田地内で全面改築工事を進めてきた斎場がこのほど完成した。新斎場は人生の終焉(えん)の場にふさわしく、荘厳なたたずまいを見せており、2日に関係者らによる竣工式を行った後3日に一般開放、4日から使用を開始する。

 同地内にある現在の施設は昭和45年に建設されて以来、約30年を経たため、老朽化の解消と施設の拡充を目指した。工事は同じ敷地内(広さ延べ約13,514平方メートル)で昨年6月に着手。鉄筋コンクリート造の平屋建て一部2階(同2,067平方メートル)を完成させた。 

 外観には黒御影石を用い、内部は白でまとめ、荘厳で落ち着いた雰囲気をかもし出している。内部には現在の炉より2基多い六基の火葬炉、汚物炉を1基。告別室、収骨室を各2室、遺族に配慮した待合個室として10畳の和室を4室、15畳相当の洋室を2室整えた。

 併せて、火葬部と待合部の間には、池のある中庭をしつらえた。また、市内作家の作品として、屋外モニュメントには伊藤豊氏の「鎮魂」(白御影石、アルミ合金製)、エントランスホール壁面レリーフには原益夫氏の「エンドレス」(ブロンズ製)がそれぞれ設置された。

 総事業費は約20億1,700万円。この後、現斎場の解体を行い、駐車場の整備や植栽などに取り組む。すべての工事の終了は来年3月25日の予定。

 2日の竣工式は午前10時から行われ、構成市町村の行政、組合議会、地元、工事関係者らが参列。新斎場前でテープカットに続いて、火入れ式などを行う。3日の一般開放は午前9時から午後3時まで。問い合わせは同組合(電話21-2371)へ。

(1998/ 9/29)

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