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異常気象できのこ不作 再発見教室に300人
 きのこの正しい情報提供を──と、市立博物館で10日、おなじみの「きのこ再発見教室」(同館、柏崎きのこ研究会主催)が開かれた。異常気象は、きのこの生育にも影響し、例年になく不作の年。それでも秋の味覚だけに、多くの市民らが訪れ、関心を集めた。

 この教室は、きのこの食・毒の見分け方、食べ方など正しい情報を知ってもらい、食中毒の防止を図ることがねらい。会場には会員たちが前日や当日朝に採取したばかりのスギヒラタケ、クリタケ、アブラシメジなど、昨年より20種類ほど少ない約80種類が並んだ。

 訪れた人たちは、会員から食・毒・不食のブロックごとに展示されたきのこの特徴などの説明を受け、「なるほどねェ」と真剣な面持ち。夕方までに昨年の半分とはいえ、約300人が来館した。このうち20人あまりが鑑定を受けた。

 同研究会の布施公幹会長は「今年の天候不順で例年になく、きのこは不作だ。朝晩の気温が涼しくならないとだめ。これから楽しめるものもある。ただ、毒きのこのクサウラベ2タケなどの中毒が心配。昔からのいい伝え、迷信などを信じないで、わからないものは食べないで」と話した。

(1998/10/12)

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