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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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市が柳平にブナ740本植樹
 市内鯨波・柳平地内にこのほど、市の委託を受けた市森林組合の手でブナの苗木740本が植えられた。平成8年に施行された市環境基本条例に基づいての市有地・市有林への植栽だ。

 市では長年にわたり用材を目的とした松や杉の植林をしてきた。柳平でも昭和40年代から杉が植え続けてきたが、今回、環境基本条例・基本計画に基づき、保水や酸素供給能力が高く、多様な生態系の維持にも欠かせないブナの木を植えた。場所は柳平の駐車場のわき37アールで、苗木は高さ約1メートル。

 森林組合の話によると、ブナはまず約3年をかけてしっかりと大地に根を張り、その後、天に向かって伸び始めるという。市では今後もブナなど広葉樹の植栽を市有林で続けていく。

 環境基本条例は、将来にわたって市民が健康で文化的な生活を営むために不可欠な快適環境の確保に市民、事業者、市の役割・責務を示したもの。基本計画では「望ましい4つの環境像の実現」として、(1)環境に負荷の少ない循環型社会(2)人と自然が共生した潤いのある社会(3)自ら考え行動する参加型社会(4)地球環境に目を向けた国際型社会──という目標を設定している。

(1998/11/21)

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