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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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市内異業種がグル−プで販路開拓

 柏崎技術開発振興協会(会長=植木馨・柏崎商工会議所会頭)の支援事業として、市内9社が販路開拓研究グループ「柏崎アクティブゾーン=略称・KAZ(カズ)=」をつくり、本格的な活動に入っている。10月に東京国際展示場で開かれた展示会「ハイテクウエーブにいがた\'98」にはグループ6社と市内1社が出展した。

 企業の製品開発では販売面で困難もあることから、今年に入って青年工業クラブの有志らが研究会に向けて動き出した。同振興協会が参加企業を呼び掛けたところ、8社が9月に第1回例会を開き、その後、1社が加わった。グループでは月1回例会を開き、販売先の探索、アプローチの方法など商品化に向けた研究を行っている。

 メンバー企業は金属機械加工、ソフト、電機など異業種。すでに商品化、販売している開発製品、ノウハウもある。グループでは東京の展示会で寄せられたアンケートを集計・分析し、ニーズ探索を行なった。また、地元講師を招いて流通業界の現状なども聴いた。今後、各社の開発製品と方向性などについて学習、意見交換を重ね、市場開拓での相互協力、販売網の共有化を目指す。

 KAZ代表の小林勇・進成工業専務は「販路開拓のうえで、見本市の出展は効率が良いと思った。次の開催情報を把握しながら、例会を重ねていきたい」としている。将来は講師招へい、市場調査なども視野に入れたい考えだ。発足8社と製品は次の通り。

▽進成工業=超小型整水機、微生物粉末石けん
▽アイビーリサーチ=商標出願ソフト
▽ナガイ=ユニットプランター、クーラーボックス
▽越泉製作所=墓石取り付け用あかし立て
▽矢代工業所=空き缶連続つぶし機(特許申請中)
▽インフォミックス=検査機器、パソコン周辺機器、ソフトウエア
▽中越設備工業=活性炭フィルターユニット
▽キムラ・テクニックス=小型各種粉砕機

(1998/12/ 8)

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