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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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高柳で児童が除雪車の力など学ぶ

 冬期道路確保の大切さ、大変さを知って──と、県柏崎土木事務所の除雪体験教室が1日、高柳町岡野町の高柳小周辺道路で行われ、同校と門出小の3、4年生41人が除雪車に乗り込み、除雪作業を体験した。

 県では、冬期間の住民生活、経済活動を維持するため、機械除雪を中心に、消雪パイプなど消融雪施設を有効的に利用して除雪を進めている。体験教室は、雪国の未来を担う子供たちから除雪の必要性、工夫、大変さなどに理解と関心を高めてもらおうという趣旨。高柳町と協力し、今年初めて企画した。

 児童たちはまず、雪が降って良い点、困ることを学習。冷蔵庫のない時代に野菜を雪の中に保存して食べた先人の知恵や、雪の質の変化、雪の状態で使う機械の種類の違い、なだれ防止対策について学習。講義に続いて、ロータリー車、除雪ドーザーを使っての作業を見学し、実際に車両にも乗ってみた。児童たちは「高い座席で気分が良かった」と話していた。

 教室が行われた「弥生初日」のこの日午前は、抜けるような青空から明るく暖かな光が降り注ぎ、児童も、除雪に携わる関係者も春の足音を感じていた。

(1999/ 3/ 2)

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