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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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起業しやすい町のランクで柏崎が全国2位

 東洋経済新報社が発行している起業情報誌「ベンチャークラブ」6月号の特集「全国150都市ランキング 起業しやすい町はここだ!」で柏崎が第2位に選ばれた。

 ランキングは、ベンチャー企業を対象とした公的な研究施設の有無や、税優遇、助成金など行政の支援策、有力ベンチャー企業の有無など7項目を得点化した。また、消費購買力、工業力、商業力など11指標を5、6年前との比較で係数化した数値を「成長力」として加味し、評価した。

 2、3月に全国693市(東京特別区も含む)にアンケートを実施し、有効回答は404。このうち、得点が算出できる施策があったのは149市だった。ランキングは市単位の支援策の充実度を表わすものになっている。表中、金融機関数、人口1人当たりの課税所得などのデータも記した。

 トップは長崎県大村市。人口8万人台で柏崎とほぼ同規模。合計ポイントは2位柏崎と同点ながら、成長力の高さでトップになった。大村市は東洋経済新報社の「住みよさランキング」でAランクとされる。柏崎はこのランキングで平成4年に全国9位、7、8年と2年連続で7位。同社の格付けで、両市はともに住環境、起業支援で評価を得た。

 市商工観光課は「これを足がかりに、2人に増員した工業活性化アドバイザーの活動にはずみがつくことを期待したい。企業誘致、新規取引開拓などで好材料になるだろう」と話している。

 ちなみに、今回のランキングで本県では上越市が3位、村上市が43位、長岡市が47位、燕市が50位、三条市が117位だった。

(1999/ 5/18)

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