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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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 市内の在宅介護支援センターの昨年度の利用状況がまとまった。相談件数は4カ所のセンターの合計で約6,200件になった。延べでは9,000件を超える指導助言を行っており、この中で「福祉サービス」の相談が4割強を占めるなど、在宅福祉に果たす役割の大きさをうかがわせた。

 同センターは高齢社会を迎える中で、在宅介護を支える事業の1つ。寝たきりや痴ほうのお年寄りが家庭で安心して生活出来るように関係機関、施設、病院などと連絡・調整を図ったり、福祉サービスや介護用品の紹介、介護指導など総合的な相談に応じている。

 市内では平成5年、北半田地内の刈羽郡総合病院内で開所したのに続いて、茨目地内の老人保健施設「米山爽風苑」、佐水地内の特別養護老人ホーム「いこいの里」、赤坂山地内の支援センターが稼働。ソーシャルワーカー、看護婦らがきめ細かな活動を進めている。

 まとめでは昨年度の相談件数は4カ所合わせて6,242件。この中には来所や電話、訪問などが含まれた。また、1回の相談が複数の分野に及んでいるため、指導助言は延べで9,070件に上った。必要に応じて老人世帯への巡回にも出掛けた。これらは前年度に比べ、相談件数で36%、指導助言は50%のそれぞれ増加を見せた。

 主な内容は福祉サービスの説明・利用方法などの相談が全体の約45%。次いで介護用品・機器の紹介・使用説明が約17%、医療面の相談が約13%、生活指導など保健関係と、介護方法の相談がともに11%台だった。市では「積極的な訪問活動などによって、よく周知され、頼りにされる存在になった。介護保険の実施を見据え、最も身近な相談役として着実に役割を果たしている」とし、「今秋オープン予定の元気館内に基幹型支援センターが設置され、各地域のセンターの中核的な機能を持つことから、一層充実が期待出来ると思う」と話した。

(1999/ 5/31)

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