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厚生省が国療新潟病院再編の基本計画公表

 厚生省は市内赤坂町、国立療養所新潟病院の再編成に向けて、17日付で新病院の基本計画を公表した。計画では入院定床を350床とし、診療科目は内科、神経内科など8科目。患者にとって良好な治療が出来る環境と円滑な医療活動、療養環境の向上などを目指し、既存の建物を有効に活用して増改修工事を行い、来年3月1日に新病院の開設を予定しているとした。

 同省は先に、国療新潟病院と、国立高田病院を統合し、新病院を今年度中に新潟病院の場所に設ける方針を示していた。基本方針によると、新病院は成育医療、神経・筋疾患、重症心身障害に関する専門的な医療を行う施設として整備するとしており、病床規模は、入院定床が現在よりも90床多い350床。内訳は一般150床、重心80床、筋ジストロフィー120床からなる。

 診療科目は内科、神経内科、小児科、整形外科、リハビリテーション科、放射線科、歯科(入院患者に対応)の8科目。主な機能として、診療面では小児慢性疾患、神経難病・筋ジストロフィー、重症心身障害に関する専門的な医療をはじめ、循環器病、小児慢性疾患などに関するリハビリテーション。教育面では看護婦の養成を挙げている。

 一方、最近の医学・医術の進歩に対応するため、現在の施設を有効に活用して増改修を行い、新病院にふさわしい建物を目指す。このため、出来るだけ早い時期に着工を予定しており、現病院の運営に支障をきたさないようローテーションを配慮し、新病院開設後も並行して工事を進める。

(1999/ 6/18)

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