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NEC新潟がエコ活動として全社でケナフ栽培

 市内安田、NEC新潟(冨田穂積社長、社員数950人)はこのほど、非木材紙の原料で二酸化炭素をよく吸収することから環境面でも注目される植物ケナフを構内に植えた。栽培は社員のボランティア活動として、「ケナフ十字軍」(大隊長・永田宗義取締役、隊員47人)が取り組む。

 NECグループは今年度から環境保護活動として「ケナフ全社運動」の取り組みを始めた。ケナフはアフリカ原産の一年草。栽培が容易で高さ4−7メートルになり、秋に薄黄色のハイビスカスに似た花を咲かせる。生育時に二酸化炭素を多く吸収、固定化するため地球温暖化防止に役立つとされ、窒素、リンなどをよく吸収するため水質浄化機能も期待されている。

 グループの初年度の栽培目標は4300平方メートル、1万4400本、収穫量は3600キログラム。二酸化炭素の削減効果として、電力換算で3万3000キロワット時間、約12世帯分の月電力使用量に相当すると見ている。5月末の栽培実績は、6事業所と関連2会社、26の子会社で約3340平方メートル。秋に各社で収穫、乾燥、本社でまとめて製紙業者に依頼し、ケナフパルプにする。

 NEC新潟では工場隣の120平方メートルにうねをつくり、本社から取り寄せた約1600粒の種を発芽させ、5月下旬に植えた。収穫後、一部は残して小学生の工場見学などで使いたい考えだ。

 国の環境月間中の17日には、NEC環境管理部の岡野美樹さん(28)が講演し、社員、協力会社の50人余りが聴講した。また、一昨年からケナフ栽培に取り組み、先ごろ市内の小中学校に苗約千株を配った柏崎東ロータリークラブの環境保全委員会(板野清司委員長)など4人も参加した。

 岡野講師は有害物質を含まない部材調達の「グリーン購入」について、「効果的に進めれば、経費削減にもつながる。職場だけでなく、家庭でも推進を」と呼び掛けた。また、ケナフ栽培について、社員が幼稚園などに出向いて種をまくNEC山形の取り組みや先進自治体の事例などを紹介。「ケナフをキーワードに、環境問題への関心を高め、地域交流を積み重ねてほしい」と述べた。

(1999/ 6/19)

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