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西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)


高柳小の閉校式で校歌に声をそろえる児童や地域住民ら=22日、同校 (2024/03/23)

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小学生の演劇教室スタート

 仲よく友情を育て、みんなで1つの劇を創り上げよう──。市教委文化振興課の呼び掛けで27日、旧市立図書館を使って、夏休み中の小学生たちを対象にした演劇教室がスタートした。開講は全部で10回。最終回には発表会も予定され、日焼け顔の子供たちはさっそく張り切って練習に取り組んだ。

 この教室は劇づくりを通して、子供たちから心豊かな情操と表現力を育ててもらうことがねらい。また、みんなで1つのステージをまとめ上げる喜びや感動を体得して、創造性を高めてもらおうというもの。一昨年から開かれ、今年で3年目。小学3年生以上を対象に、参加者を募集したところ、これまで2回と同様、あっという間に定員に達するという人気ぶり。市内10カ校から男子4人を含む40人が参加する。

 挑戦する作品は「魔法の笛」(作・シカネーダー)「真夜中のクワガタ」(作・生越嘉治)「若返りの泉」(同)。ミュージカル、生活劇、日本昔話の3つのジャンルで、バラエティーに富む内容だ。講師は日本児童文芸家協会新潟支部、柏崎演劇研究会、劇団THE風・FOU、柏崎ミュージカルワークショップの会員ら。このほか2人がボランティアとして参加し、教室活動を支える。

 開講式では指導者を代表して、同支部の牧岡孝さんが「なるべく早く友達になり、自分の表現力を伸ばして、みんなで1つの劇を作る力をつけよう」と呼び掛けた。参加者たちはさっそく発声練習から入り、同教室のテーマソング「あしたのうた」(詞・斎田喬、曲・今井和代)を歌って、元気な声を館内に響かせた。

 この後、最終回の8月28日午後2時から柏崎エネルギーホールで行う発表会を目指し、1人でキャスト、スタッフの2役をこなしながら練習を進めていく。

(1999/ 7/27)

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