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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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なぎさスクール開校 柏崎と東村山交流

 自然の中で海洋スポーツなどを体験しようという「いきいき海の子・浜づくり―なぎさスクール」(市教育委員会主催、海上保安庁第九管区海上保安部、市子ども会連合会など協力)の開校式が31日午後、柏崎公民館で行われた。市内の小・中学生が参加して、野外活動を中心に1週間のプログラムを繰り広げる。期間中の前半には、柏崎とは姉妹都市の東京・東村山市の小・中学生と交流を行い、友情を深める。

 同スクールは昨年、文部省の委嘱事業として初めて実施されたのに続き、今年は青少年の野外教室モデル事業の補助を受けた。自然の中でさまざまな体験をすることで、人と海のかかわりを学んだり、心の成長をうながす機会にし、次代を担う青少年の健全育成を図ることがねらいだ。参加者はあらかじめ申し込んだ市内の小学5年生から中学3年生まで26人。一方、昨年に続いて、東村山市から、リーダー養成スクールの小・中学生26人が訪れた。

 式では西川教育次長が「野外で自然にふれることが大切で、いろんな勉強をしてもらいたい。自分の体調管理を行い、元気に活動してほしい」、東村山市の渡辺静夫教育長は「すばらしい体験、出会いを大切に、いつまでも交流を続けてほしい」と呼び掛けた。参加者を代表して、市内の南中2年・柿村順子さん、東村山の二中2年・沖田紀之君が「柏崎の海と山を舞台に、東村山と柏崎の仲間が楽しく思いっきり遊びたい。豊かな自然を愛する心、守る心を育てたい」と力強く誓った。

 市内の小・中学生たちのプログラムは6泊7日。国民休養地のバンガローで宿泊しながら、荒浜海岸で刺し網の魚外し体験、小村峠でブナ林見学やウオーキング、海上保安庁巡視船の体験乗船、カヌーのペーパークラフトなど盛りだくさんだ。東村山は初日に市内の参加者宅でホームステイをした後、前半の4日間、行動を共にする。一方、これらの運営に当たって、市内の高校生、専門学校生、大学生など23人がボランティアとして支えていく。

(1999/ 8/ 2)

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