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9月市会の補正予算案 さけのふるさと公園など

 6日招集される市議会9月定例会の議案が30日までにまとまり、一般会計補正予算は3億6434万8000円となった。仮称・柏崎鮭(さけ)のふるさと公園の整備に向けて設計・工事費約1億2946万円を計上したのをはじめ、国の緊急雇用対策の一環ともなる少子化対策事業費1億858万円を盛り込んだ。

 鮭のふるさと公園は青海川地区で平成13年度までの3カ年で整備する。今回の補正予算は、用地費や施設の設計委託料、一部工事費などだ。少子化対策事業は緊急雇用対策の少子化対策臨時特例交付金を財源とするもので、保育園の施設整備や備品に7876万円、児童クラブ施設の補修に1138万円を計上するなど、五事業に充てた。同じく緊急雇用対策の一環で中学校に指導補助員を置く事業に1576万円。

 一方、米山爽風苑に併設する痴呆性老人グループホームの整備補助金1000万円、大洲小図書館(五十嵐記念館)の新築設計委託料315万円を計上。大洲小の図書館は寄付による基金が財源の中心で、12年度工事予定だ。

 補正予算以外の議案では、公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部改正、両田尻柳田町汚水幹線(第2工区)工事の契約締結、ガス・水道各事業会計の決算などが予定されている。

 このほか最終日に、相沢教育長の任期満了に伴う教育委員任命など人事3件や、一般会計・特別会計決算7件が提出される。ガス・水道の決算は会期2日目の7日に公企業決算特別委員会で審査するが、一般会計・特別会計の決算は閉会後の継続審査となる。

(1999/ 8/31)

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