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県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)

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柏崎で今秋相次ぎ車の祭典

 西山町大崎、雪割草の里で13、14日、第3回雪割草まつり(大崎雪割草保存会主催)が開かれる。

 大崎の雪割草は、ゴルフ場開発、乱獲などで一時絶滅が心配されたが、地元集落でつくる保存会の保護活動が実り、今では日本海に面した2.5ヘクタールの山の斜面に30万株が育つ。今年も開花期を迎え、今月から育苗ハウスなどがオープンした。先月下旬にNHKで全国放送されたこともあって、県内外から愛好者らが詰めかけ、問い合わせも殺到している。

 まつりは保存会が町などの支援を得て開く。両日は実生から育てた6,000鉢近くを展示販売し、海山の特産物販売、海草汁の無料サービスも。午前9時から午後3時まで。13日は午後1時半から町内の育種家・岩渕公一さんのセミナー。2日目は同じ時間帯に相談会を開く。問い合わせは大崎温泉雪割草の湯(電話47-2113)へ。

 今秋、市内「みなとまち海浜公園」を会場に大きな車の祭典が2つ計画されている。1つは今年で4年目を迎える「柏崎コレクションロードトロフィー」(今月25日−26日)。もう1つは、これまでコレクションロードトロフィーと同時開催の「ミニ」による大会を独立させる「ミニミーティング柏崎・車楽祭」(10月10日)だ。

 コレクションロードトロフィーを主催する同実行委員会(高橋克己委員長)は、今年から組織を民間主導型に切り替え、準備を進めて来ている。参加申し込みはすでに50台を超えており、事務局の1人である尾崎徳明さんは「柏崎はこれまでの参加者から高い評価を得ており、順調に来ていると思う」と話している。

 注目は、国内では希少価値のあるランボルギーニ・イオタ2台(名古屋・東京)とメルセデスベンツの「ベテランクラブ」(東京)の参加。会期中、ラリーやヒルクライム、同乗イベントなどで市民との交流を図りたいとしている。

 一方、「ミニ」のイベントについては、市内の愛好家でつくった車楽祭実行委員会(海津茂貴委員長)が、県内ほか近隣各県にある同種のクラブに参加を呼びかけている。当日は、ジムカーナレース、パン食い競走、ミニ転がし、コンクールデレガンスなどの競技のや、バグパイプ演奏など異色のサブイベントも企画されている。

 実行委員会の中心メンバーの1人、藤井篤さんは「ミニの特性を生かしたおもしろい大会にしたい」と話している。今年は英国でミニが誕生してから40周年に当たり、来年からモデルチェンジが行われるという。

 市内小倉町、市立教育文化センターで今年度から初めての取り組みとして、小・中学校の教職員らを対象に、研修講座をスタート。4日午後には図工・美術の研修が行われ、26人が熱心に受講した。

 研修講座は同センターの教育研究部が教職員の指導力の向上などを目指したもの。放課後の短い時間を利用し、翌日からの授業に生かしたいと、開講に向けて10年越しに要望。初年度の今年は5月からデジタル画像利用研修を皮切りに、年間38講座を予定した。 この日はその一環で、「水彩画における彩色の基本技法」をテーマに、教職員のOBで、日本水彩画会会員の地原正夫さんから指導を受けた。研修では絵の具の特徴などを改めて学び、デッサンの練習にも真剣な表情で取り組んだ。

 同研究部では「時代の要請にこたえ、研修の中にはコンピューター講座、生徒指導相談の講座などを盛り込んだ。どの講座も、わかりやすく身近に自由に参加できると好評だ。参加者の熱心な研修ぶりにも感心させられる」と話し、教育の一層の充実に期待を寄せた。

(1999/ 9/ 7)

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