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ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

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敬老の日 市長らが長寿者宅訪問

 各地で敬老の行事が繰り広げられた「敬老の日」の15日、市内でも西川市長らが新100歳の長寿者宅を訪問した。このうち、市長は西本町2の清水ミテさん、曽地の渡辺コウさんを訪れ、「これからも長生きしてください」と、お祝い状や記念品を贈った。2人はそれぞれ家族とともに市長を出迎え、満面の笑みを浮かべて喜んだ。

 最初に訪れた清水ミテさんは明治33年1月15日生まれで、市内では7番目の長寿。90歳まで芸者置屋を営み、現在は孫の和子さん(62)の世話を受けている。今春までは新聞を読んだり、日記をつけたりしていたが、2度骨折して以来、今はベッドの生活。朝食はパンで、昼・夜はご飯。軟らかくすれば何でも食べるという。

 この日は古くからの友人の花田屋前社長・吉田直太さんらも駆けつけ、市長の訪問を待った。お祝い状を受け取ったミテさんは少し耳は遠いものの、はっきりとした口調で、「幸せ過ぎて心配。うれしい」と話し、市長は「化粧をしているわけでもないのに、顔がつやつやしている。うるわしい家族愛を見せてもらった」と固く握手をしていた。

 次の訪問先になった渡辺コウさんは明治33年3月1日生まれ。若いころは田んぼや畑仕事に精を出した働き者だ。足腰は丈夫で、特に持病もなく、80代半ばまで家の周りの手入れなどをしていた。次男の正之さん(76)、久江さん(70)夫婦の世話を受け、現在は3人暮らし。手押し車で散歩に出かけたりしている、 

 カーディガンとスラックス姿で市長を迎えたコウさんはやや緊張した面持ち。市長は「顔色もよく、元気そうだ。こういう日を迎えたくてもなかなか出来ないもの。これは、おばあちゃんの勲章だ」とお祝い状を読み上げた。朝からご飯を2杯食べるほどの食欲と聞き、市長は「健康な証拠。ぜひ、これからも長生きを」と声を掛けていた。

(1999/ 9/16)

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