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プレミアム商品券、77%換金

 市商店連合会(中村健一理事長代行)が7月に発売した10%のプレミアム付き商品券は、額面総額2億2000万円のうち、9月末までに77%余りの約1億7000万円が換金された。柏崎での地域振興券は第1種、第2種の大型店で大半が使われたのに対し、プレミアム商品券は21%にとどまり、8割近くが大型店以外で使われた。

 プレミアム付き商品券は、1枚1000円の11枚つづりで1冊1万円。販売は2万冊で、市がプレミアム分と事務費の2210万円を補助した。発売初日の7月1日午前中に2億2000万円分を完売し、買えない人も大勢出た。取り扱い加盟は約510店。利用は12月31日まで。1冊ごとに抽選番号が付き、12月1日に抽選が行われる。

 使われた券は、市内の金融機関の19本支店を通じ店の口座に振り込まれる。9月末の換金状況では、自動車関係(ガソリンスタンド・購入・修理など)が31.7%、旅行業が12.1%、スーパー食料品10.0%、寝具・衣料が8.8%など。細かく見ると、34業種にわたる。大型店での使用は21.3%。発売1カ月で5割近くが、2カ月で7割近くが使われた。

 中村理事長代行は「目的をもって購入した人が多かったようだ。当初は車、旅行関係が目立ったが、月を追うごとに幅広い業種に行き渡るようになった」と話す。使用先が分散化したことについて、事務局では「地元商業活性化の面から喜ばしい。残りは、現金代わりに小刻みに使われるケースが増えるのでは」と見ている。

(1999/10/12)

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