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柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)


市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)

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秋の山里で狐の夜祭り

 幻想的な雰囲気で人気を呼ぶ狐(きつね)の夜祭り(同実行委員会主催)が10日、高柳町栃ケ原、漆島の両集落で行われ、連休中の好天に恵まれ過去最多の4000人が訪れた。

 祭りは、町の活性化を目指す若手有志が独特な狐の絵を描く富山県の画家と知り合い、地元に伝わる狐伝説と結びつけ創作した。今年で11年目。創作和太鼓で幕を開け、栃ケ原の神社境内で神楽の奉納、津軽三味線の演奏、おなじみ畳1枚分の大油揚げづくりなどが行われた。

 夕暮れとともに、ちょうちん行列は赤や白ののぼりを立てて出発し、狐のお面、衣装をつけた約70人と、一般参加者約300人が1.7kmの山道を歩いた。10月10日にちなみ、今年も10歳の小学生が子狐役で参加。行列の先頭では山梨県富士吉田市の笛奏者・オマタタツロウさんが木立の中に笛を響かせた。漆島では山道を下る笛の音、ちょうちんの明かりが大勢の観客を魅了した。かがり火がたかれ、大油揚げがふるまわれ、狐の踊りで祭りは最高潮に達した。

(1999/10/12)

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