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新道の大ケヤキが樹勢回復作業開始

 市内新道の鵜川神社(箕輪正邦宮司)で13日から、境内にある国指定の天然記念物・大ケヤキの樹勢回復作業が始まった。

 同神社の大ケヤキは昭和5年、国の天然記念物に指定され、推定樹齢は伝承で1000年と言われる。長年の風雪に加え、芯材を侵す木材腐朽菌などで幹に空洞ができ、折れやすい状態になっている。昨秋の台風では主幹部に当たる約六M$の枝が折れ、枝払いなどの緊急措置が取られた。

 今回の作業は、国、県などの助成を得て行う外科的治療。衰えの原因と見られる腐朽菌感染部の除去、腐食進行防止の殺菌を2次に分けて行う。また、危険防止のため本殿にかかる枯れ枝などを取り払う。来年度は本格的な樹勢回復を目指す内科的治療として、根の活性化のため周辺の土壌改良を行う予定だ。

 作業に立ち会っている県農林公社職員で県樹木医会事務局の佐藤賢一さんは「県内トップの樹齢、大きさを誇るケヤキで、日本樹木医会の北陸4県の研修も訪れた。何とかしたい」と話している。作業開始の13日、佐藤さんは神社役員に今後の措置などについて説明した。

(1999/10/14)

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