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鯖石川改修 来年春に新河川通水

 市内橋場町・槙原町地内で進められている鯖石川河川改修事業で、新河川にかかる平成大橋の建設が最終段階を迎えた。この完成により、新河川への暫定通水が来年春にも行われ、その後は現河川の一部埋め立てや改修記念公園の造成などが工事の中心となっていく。新河川を渡る市道11―130号線の供用開始は平成13年度末(14年春)の予定だ。

 同河川は昭和53年の水害を契機に、県事業として2次改修が行われている。最大の工事が両町内で大きく蛇行している河川の直線化(ショートカット)で、これにより水の流れを良くする。河川改修と同時に、国道8号と352号とを結ぶ幹線道路となる11―130号線を新設するという大きなプロジェクトだ。

 新河川の掘削は平成8年度から進められており、すでに上流、下流の接続部分を除いてほぼ終了した。新たに設けた護岸は水生動植物にも配慮した多自然型が大きな特徴。人も水辺に親しめるようゆるやかな緑の斜面や自然石を配置し、将来はヨシ原など豊かな自然が形成される見込みだ。

 新設の平成大橋(全長117.7メートル、全幅11.0メートル、片側歩道付き)は今年度、上部工(橋げた)の架設と橋りょう下の川の掘削を進め、あとは舗装などを残すだけ。波をイメージした欄干とカモメの飛ぶ姿をデザインした照明灯も立ち、今年度末には工事を終える。

 県の説明では、今年度末か来年度早々に新河川への水の切り替えを行い、現河川の水量を少なくして一部を埋め立てて、そこに架かる新しい橋(全長30メートル前後)の工事を進める。13年度末には平成大橋とともに供用を開始したいとしている。

 一方、平成大橋の上流部で橋台・橋脚工事中の開運橋は13年度末までに架橋工事を終了させ、14年度に右岸取り付け道路の工事を行って供用を開始。また新河川と現河川との間では改修記念公園の造成が今年度から2カ年事業で進められており、13年度に植栽を行うスケジュールだ。

(1999/11/19)

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