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春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)


見頃を迎えた里山のハナモモの花=15日午前、市内谷根 (2024/04/15)


青空の下、満開のソメイヨシノを楽しむ市民ら=13日午前、赤坂山公園 (2024/04/13)

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特養「しおかぜ荘」完成へ

 市内北園町地内で昨年冬から建設工事を進めていた特別養護老人ホーム「しおかぜ荘」がほぼ完成した。同ホームは市の支援を受け、社会福祉法人・柏崎刈羽福祉事業協会(田中哲男理事長)が設置主体になった。来年1月から利用者の受け入れに当たることになっており、施設福祉・在宅福祉の機能を併せ持ち、来年度から導入の介護保険に大きな役割を果たしそうだ。

 特養はおおむね65歳以上で、寝たきりや痴ほうのため、日常生活全般にわたっていつも家族などの世話を受けなければならない人を対象にしており、市内では3カ所目。同事業協会としては2カ所目で、市街地では初めての設置になる。

 工事は同地内の敷地のうち、約7500平方メートルで鉄筋コンクリート2階(広さ延べ約3950平方メートル)の建物を整えた。長期入所の定員は50人。短期入所は20人。デイサービスセンターの機能として、基本的なタイプのB型(1日おおむね15人利用可能)、痴ほうの人を対象にしたE型(同8人)を併設した。

 建物は温かみのあるベージュの濃淡で外観をまとめ、1階はデイサービスセンター、2階に特養を配置した。内部には4人部屋8室、2人部屋2室、1人部屋14室のほか、食堂、特別浴室、一般浴室、機能回復訓練室、介護者教室など。特に1階の地域交流スペースでは、ボランティアや地域の人たちから気軽に利用してもらい、施設との交流を図りたい考えだ。

 また、中庭を隔てて、市内では初めてのケアハウスの工事が来年夏の開所を目指して進められており、これが完成すると、一連の老人福祉施設が整う。

 職員は黒崎政一施設長をはじめ、常勤33人態勢。開所に向けて、利用予定者の選考作業を行い、来年1月12日から順次受け入れを開始する。

(1999/12/14)

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