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小国町墓地問題 議会解散投票24日告示

 創価学会の大規模墓地公園「信越メモリアルパーク」が計画されている小国町で、建設に反対する議員・町民グループが提出した町議会解散請求により、解散の賛否を問う投票が24日に告示される。投票日は5月14日で、賛成票が有効投票の半数を超えれば、その時点で議会は解散となり、出直しの町議選が行われることになる。

 墓地公園は同町桐沢地内の山林約60万平方メートルを開発し、2万2千基の墓と礼拝施設などを設置しようという計画で、総工費は80億円とも90億円とも言われている。

 平成7年に請負業者の鹿島建設が集落に計画を打診。9年には集落が計画の実現を求める申入書を町に提出し、同年秋に牧野功平町長が議会に概要を説明して、計画の全体像が明らかになった。

 10年になって計画に反対するグループ、推進するグループが相次いで発足。その勢力が拮抗(きっこう)しているため県に提出された土地取得のための事前協議が保留されるなど、手続きが膠着(こうちゃく)事態となった。町議会には計画推進、反対 の双方から請願が提出され、議会は2度の継続審議の末に推進側の請願を採択した。反対側は昨年1月、「墓地の賛否は住民投票で」と条例制定を求める五七%の署名を集めて町長に請求を行ったが、議会は2月の臨時会で条例案を否決。同年12月の定例会では建設促進の決議を賛成多数で可決した。

 推進側は「墓地により交流人口の増加が見込める。建設や維持管理で町に仕事が生まれるなど、町活性化へのメリットがある」と主張。一方、反対側は「墓地は町のイメージダウンになる。活性化への波及効果は少ない」と反論する。

 墓地問題をめぐる議会の動きを受けて、計画反対側は今年に入ってから「議会は多数の町民の意思を反映していない」として議会の解散請求を求める署名活動を展開。3月には有権者の50%の署名を添えて町選管に本請求を行った。議会の半数を超える計画推進側の議員は解散請求に対して「議会は正式な手続きで、十分に議論を尽くしてきた」としている。

(2000/ 4/22)

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