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監禁事件公判の傍聴27席に2272人

 初公判の傍聴券は抽選が23日午後1時過ぎ、新潟市体育館で行われ、一般傍聴27席に対し2,272人が詰めかけ、事件への関心の高さをうかがわせた。

 抽選には若い人からお年寄りまで幅広い年齢層の人が並んだ。佐藤被告の自宅も見たという亀田町の男性(62)は「事件の詳しい内容を知りたい。顔を見てみたい」、新潟市の男性(60)は「悪いことをしたら顔を公表すべきだ」と話した。

 早くから列に並んだ人たちは整理券を受け取り、体育館へ。シートの敷かれた館内で順番に座り、抽選を待った。抽選は2台のパソコンで行い、無作為に選ばれた27の当選番号が発表された。開廷前に地裁で27枚の整理券が傍聴券と交換され、手荷物検査、金属探知機を使った身体検査の厳しいチェックが行われた。

 一方、約200メートル離れた新潟地裁では、零時半過ぎから裁判所職員、県警警察官らが出入り口、周辺の警備に当たった。構内にはテレビ局の中継用テントが立ち、わきの通りには中継車などが並んだ。周辺を報道陣が取り巻き、通行人、近くの住民らが遠巻きに見守った。

 1時半前、新潟刑務所内の拘置施設から、佐藤被告を乗せたマイクロバスが地裁裏の通用口に向かって近づくと、待ち受けた報道陣から一斉にフラッシュがたかれた。バスの運転席と後部は仕切られ、窓ガラスにはスクリーンが張られていた。バスが通用口に横づけされると、目隠しのボード、カーテンが乗降口の左右を遮り、車体の上部をシートが覆った。

(2000/ 5/24)

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