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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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「のぎく賛歌」合唱団結成

 「共に生きるコンサートイン柏崎」(同実行委員会主催)の11月開催に向け、合唱団の結団式がこのほど行われ、練習を開始した。コンサートは視覚障害と手足に障害を持つ人たちの通所施設として中蒲・横越町で開設された「のぎくの家」の願いや生活を組曲にして県内各地で歌い続け、柏崎で5回目。市制60周年の記念協賛事業になる。

 「のぎくの家」は昭和63年、県内では初めて視覚障害に知的障害・肢体不自由が重複している人たちのためにできた施設。視覚障害者による男声合唱団「どんぐり」が同じ障害者の問題としてとらえて組曲「のぎく賛歌」を作り、人間らしい充実した生活、仲間と共に生きる喜びを音楽を通して訴えてきた。

 市内では開催に当たって、「どんぐり」のメンバーでもある春川直久さんを実行委員長に、各方面の関係者で実行委員会を組織した。結団式には、市内各地で活躍する合唱団、一般の人らが参加した。あいさつに立った「合唱団こぶしの森」の入西京子さんは「『のぎく賛歌』はすばらしい組曲。曲との出合い、人とのかかわり合いなど大事に、元気に手を取り合いながら練習していきたい」と呼び掛け、練習に移った。

 コンサートは11月19日、市民会館大ホール。練習は隔週の金曜日夜。7月までは枇杷島小体育館、それ以降はエネルギーホール、市民会館大ホールで練習を進め、本番に臨む。合唱団は200人以上の規模を見込んでおり、一緒に歌ってみたい人などは市社会福祉協議会内、「共に生きるコンサートイン柏崎」実行委員会担当の地域福祉係(電話22―1411)へ。

(2000/ 6/21)

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