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ラピカ 県建設技術センターが施工・監理批判

 刈羽村生涯学習センター「ラピカ」の建設工事問題で、村が県建設技術センターに委託していた調査の中間報告書の内容が16日までに明らかになった。茶道館に関し、設計・施工監理業者、元請け共同企業体が村に提出した報告書にない天井の施工変更も指摘され、「工事担当者に設計図書を理解する力がないと言われても仕方がない。監理者が当初設計通り施工をさせる努力をしたかも疑問」と厳しく批判した。

 同センターは7月上旬から、村が提出した設計図書、両業者の報告書、3回の現地調査に基づき調査を進め、10日付で中間報告をまとめた。設計と現状との差額など金額面は含まれない。茶道館の外部について、外壁の仕上げが簡便な工法に安易に変更されているとし、配慮の欠けた設計・施工により、竹張りは風雨による下端の腐れが心配され、板戸は和風建築の風趣が減ったとしている。

 内部については床組みで大きな変更があるとし、換気口がふさがれて床下換気の役目を果たさず、外部からの浸水、水の滞留による湿潤を招きかねないと指摘。土台に大引きを取り付ける施工については、「技能士を有する人の仕事か、はなはだ疑問」とした。

 使用木材は本来、ヒノキ、米松、米ツガなどの上小節以上で、特記仕様書で代用樹種は認めないとされるのに、大幅に米松、吉野杉の集成柱などに変更されているとした。建具は「大きなガラスの止め方としては、大風時の風圧で破損する心配がある」とし、一部の木材の変更、金物類の施工は「やりたい放題」「まことにお粗末」と断じた。

 これらの点を踏まえ、報告書は「このような大規模な変更が必要だったか疑問。入手しやすい材料選択と思われる変更が随所に見られ、全体として配慮に欠けた施工になった」としている。また、監理者のチェック体制を疑問視し、施工業者については「工事の自主検査も不十分でISO取得業者の仕事とは思えない」と批判した。

 同センターの調査は9月上旬まで行われる。小林精茂助役は中間報告について、「はなはだ厳しい。(指摘された現状は)きわめて不愉快」と受け止め、「茶道館はおおむね大きい点が出てきたようだ。弁護士と相談し、対応していく」としている。村総 務課では「調査ではラピカ全体を見てもらっており、最終報告には陶芸館、本館も含まれることになろう」と話している。

(2000/ 8/17)

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