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石油献上を再現 西山草生水まつり

 西山町の第14回草生水(くそうず)まつりが19日、西山ふるさと公苑で行われ、かつて石油で栄えた町の歴史絵巻を繰り広げた。午後の関連イベントから最後の盆踊りまで、延べ約4,000人(主催者発表)が詰め掛けた。

 まつりは、1300年以上昔、越の国から燃える土と水が天智天皇に献上されたという日本書記の記述に基づく。草生水は石油の古称。日本最古の採油地の歴史を後世に伝えようと昭和60年、町商工会青年部の企画で始まった。

 献上行列は、今も原油がしみ出ている同町妙法寺の献上(おんじょう)場で採油し、集落内を巡回。夜は大勢の観客が待ち受ける中、中学生など約70人が官吏、護衛など古式ゆかしい衣装でたいまつをかざしながら到着した。昨年に続き、地元小学生の稲虫送りのたいまつも合流した。

 献上式では、ライトアップで夜空に浮かぶ中国宮廷建築の西遊館をバックに草生水に火がつけられ、近江の大津宮での献上が再現された。西山町石地の石井(いわい)神社に伝わる大和舞が舞われた。公苑内では午後から露店が立ち並び、大輪投げ大会 などのイベントや小中学生のマーチングバンド、ブラスバンド演奏が行われた。フィナーレの盆踊り、仮装盆踊りでまつりは最高潮に達した。

(2000/ 8/21)

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