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刈羽村長選に加藤幸夫氏が出馬へ

 任期満了に伴う11月の刈羽村長選挙に21日、加藤幸夫・刈羽村商工会会長(56)=同村刈羽=が立候補を表明した。同村長選では3月に元村収入役で前村議の西巻俊一氏(67)が、6月に前議会議長の品田宏夫氏(43)が出馬を表明。その後のラピカ問題の展開をめぐり、真相解明を求める住民グループらを中心とした候補者擁立や別の出馬の動きもあることから、8年ぶりの選挙戦が確実視される同村長選は、候補者乱立の様相を帯びてきた。

 同村選挙管理委員会(吉田哲也委員長)は先に、任期満了に伴う村長選と村議会議員補欠選挙の日程を11月14日告示、19日投開票と決めた。現職の加藤村長は2期限りでの引退を表明している。村議補選は西巻、品田両氏の議員辞職に伴って行われるもので、2議席を争う。すでに村長選に名乗りを上げている立候補予定者2人は後援会を中心に活動を行っている。

 新たに村長選への出馬を表明した加藤氏は柏農卒、加藤機工代表。平成5年から刈羽村商工会会長。近藤光夫元村長を支援し、原発推進の母体となった「昭和会」(66人)の発足(昭和47年)以来のメンバーで、平成2年から会長。昨年12月まで加藤現村長の後援会「睦実会」の幹事長を務めた。今月初め、県商工政治連盟刈羽支部の役員会で、17日に昭和会の臨時総会で推薦を受けた。

 加藤氏は、これまでの行政は地元商工業の振興、開発構想などの要望に対し消極的だったとし、「ラピカ問題の解明と賠償請求、不正を招いた行政の体質改革に取り組み、村民主体の村政の実現、地域の商工業者を支える内部循環型経済の活性化策を目指したい」と話している。22日夜には支援者らを集め、出馬表明の会を開く予定だ。

(2000/ 8/21)

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