PHOTOニュース

DXによる働く環境の情報を発信する「ビジネスフェア」=2日午前、産文会館 (2021/12/02)


絵本館サバトの蔵書類が置かれた「まちから」のお披露目会=11月27日、市内西本町3 (2021/12/01)


青少年健全育成大集会の実践研修で、タブレット体験をする参加者=27日、市民プラザ (2021/11/30)

>>過去記事一覧
ツタからまる高柳の鯖石橋架け替えで取り壊し

 高柳町岡野町で鯖石川の東西を結んでいる鯖石橋(町道橋詰線)の老朽化による架け替え工事が近く、県の市町村道代行事業で行われる。現在の橋は昭和13年に県内で初めて造られたコンクリート製アーチ橋で、県の近代化遺産の1つとして指定されている。ツタがからまり、自然と調和した姿が地域の景観としても親しまれてきただけに、取り壊しを前にして、町の人たちはその姿に名残りを惜しんでいる。

 鯖石橋は、木製だった初代の橋に次いで現在のものが2代目。岡野町周辺の鯖石川に木の橋やつり橋しかなかった時代に、雪にも強く、自動車などが通れる恒久的な橋として昭和13年に架けられた。その際、当時としては珍しかった「アーチ橋にしてほしい」という要望を地域の人たちが県に出し、県の技師が山梨県まで視察に行って設計したエピソードが残る。

 この橋は岡野町から川磯、栃ケ原集落への生活道路であると同時に、現在は特養「柏柳の里」、じょんのび村ファームハウスへの道でもあり、生活と観光に欠かせない。長い年月の間に、橋にはツタがからまり、春は美しい新緑、秋には赤く色づいて周辺の自然に溶け込み、多くの人に親しまれてきた。

 長年の使用で橋の老朽化が進む中、平成2年12月に発生した高柳を震源とする連続地震で大きなダメージを受けた。町では県に市町村道代行事業として架け替えを要望。総事業費四億5000万円、11年度から13年度までの継続事業で3代目の橋を架けることになり、昨年度は用地の買収や設計が行われた。

 新しい橋は長さ35メートル。全幅12メートル(車道8.5メートル、片側に3.5メートルの歩道)で、幅は今の2倍以上になる。地域に親しまれたアーチ橋の外観は引き継ぐ。県では9月6日から現在の橋を通行止めにして、取り壊しを開始。今年度は橋台や下部工、来年度に上部工と取り付け道路(延長65メートル)の工事を行い、13年暮れの降雪までには完成させたいとしている。

(2000/ 8/29)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。