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市内愛好家が作ったつるし雛が飾られた座敷=市内新道の史跡・飯塚邸 (2024/04/23)


幅広いジャンルで楽しませた新生音市場。この一つ、太鼓集団「鼓明楽」 は会場と一体感となり、エネルギッシュなステージを繰り広げた=21日、 アルフォーレマルチホール (2024/04/22)


市内3会場で行われた早春茶会。市内外から集まり、春一番の茶会を楽し んだ=市内西港町、シーユース雷音 (2024/04/20)

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ラピカ訴訟 JV側が創価契約主張

 刈羽村生涯学習センター「ラピカ」の茶道館と源土運動広場ゲートボール場建設工事をめぐる12日の住民訴訟の第1回口頭弁論で、被告の元請け共同企業体(JV)3社は、村との請負契約は総価契約で、個々の構成部分の単価・数量について定めているわけではないなどとして争う方針を明らかにした。

 JV側は答弁書で「業者の工事予算額と、発注した村の予定価格を構成した設計書の単価・数量とは一致する必要がないばかりか、それを知る必要がない。請負業者としては仕様書、図面などに沿った工事を完成させれば目的を達する」とした。JV側の弁護士は「訴状は別棟の茶道館が単独請負契約であるかのように述べているが、村との請負契約は全体でいくらとする総価契約だ。訴訟の要件となる住民監査請求は請求期間を過ぎており、原告の請求そのものが適法かどうかも訴えたい」と述べた。

 また、源土運動広場の設計監理業者、施工業者、加藤村長は答弁書で「沈下の原因は被告の盛り土によるものではない。沈下は収束に向かい、利用の支障はない」などと主張し、「設計監理、施工は適正に行われた」として請求の棄却を求めた。

 原告側弁護士は会見で、「何ら資料もない住民の訴えをJV側は手続き論でつぶそうとしている。大きな変更がありながら、監理業者が村に報告するとして、JVが責任を逃げ切ろうというのはいかがなものか」などと述べた。次回口頭弁論は12月21日。

(2000/10/13)

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